2024年を振り返る Part3

みなさま、あけましておめでとうございます。

 

年末に出した2024年振り返り記事(Part1Part2)の続きになります。今回は7月〜9月を振り返ります。

 

7月

  • 6日(土)

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明治安田J1リーグ 第22節「磐田-川崎F

行って良かった度:B

シーズン後半戦に入ってからの観戦1試合目。勝ち点の近い川崎との"6ポイントマッチ"であり、勝って勢いをつけたい試合でした。

磐田としては先制に成功するものの逆転を許すという苦しい展開に。最後にATの山田大記のゴールでなんとか勝ち点1を得ました。内容を考えれば1ポイントでも取れたのは御の字だったと思います。

 

  • 13日(土)

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Liella! ユニットファンミ「心・技・体!極上大冒険!!」KALEIDOSCORE埼玉公演(Day2 1回目)

行って良かった度:A

GWのCatChu!愛知以来のLiella!のユニットファンミへの参加。前々からKALEIDOSCOREは「じっくり聴く系のユニット」だと感じていましたが、今回のようなホールの会場だとそこの部分の強みがより際立っていました。

昼公演のみの参加であったため、終演後には川越の街並みを散策できたのも良かったです。

 

  • 14日(日)

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明治安田J1リーグ 第23節「湘南-磐田」

行って良かった度:E

弱い。それだけです。

 

  • 15日(月・祝)

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楠木ともり SUMMER LIVE 2024「ツキノミチカケ」東京公演

行って良かった度:SS

夏の野音ライブ。この日は暑さもそれほど酷くならず、雨にも降られないというベストなコンディションで野音を楽しむことができました。

これまでもともりるのライブには参加してきましたが、この日は特に音楽が全身に染み渡ってくるような感覚があった気がします。

 

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明治安田J1リーグ 第24節「磐田-京都」

行って良かった度:E

残留を争う相手にホームで逆転負け。J2降格がいよいよそこまで差し迫ってきたという感じです。

 

  • 27日(土)

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MyGO!!!!! 6thライブ「見つけた景色、たずさえて」(Day1)

行って良かった度:SS

MyGO!!!!!の単独ライブへの参加は2023年11月のバンドリ12thライブ以来2回目となります。個人的にMyGO!!!!!に対する熱がどんどん上がっているなかで行く前からかなり期待をしていたライブだったのですが、その期待を上回ってくるような内容で本当に大満足でした。

特に「潜在表明」「回層浮」でのポエトリーリーディングが印象的で、心に強く刻み込まれたような感覚です。改めて2024年全体を振り返ってみても、自分の中でMyGO!!!!!の存在がどんどん大きくなっていったなと感じます。

 

8月

  • 3日(土)・4日(日)

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Liella! ユニットファンミ「心・技・体!極上大冒険!!」神奈川公演(Day1・Day2)

行って良かった度:SSS

5月のCatChu!愛知を皮切りに行われてきたLiella!ユニットファンミの最終章。3ユニット11人が揃ってのイベントでした。

「ファンミーティング」と銘打たれたイベントなので、当然トーク・バラエティパートがあるわけですが、驚きなのはその後のライブパートのボリューム感。なんと、いつものナンバリングライブを超える1公演あたり27曲が披露され、ソロ曲や11人曲も大盤振る舞いのライブパートに。量だけでなく質の面でも、5thからさらにレベルアップした感じのある歌・ダンスのクオリティ面に加え、Kアリーナの音響の良さも相まってLiella!史上最高のパフォーマンスが見られたといっても過言ではありません。Day2のラストにはアニメ3期の告知映像もあり、最初から最後まで大大満足のイベントとなりました。

 

  • 10日(土)

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楠木ともり SUMMER LIVE 2024「ツキノミチカケ」大阪公演

行って良かった度:SS

7月の日比谷に続き今度は大阪での野音ライブ。7月の時より若干暑さが厳しかったですが、それでもライブは相変わらずの満足感。

ステージからより近い席を当てていたこともあって、楠木ともりさんの全身を使った音楽の表現を近くで味わえたというのも良い夏の思い出になりました。

 

  • 11日(日・祝)

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明治安田J1リーグ 第26節「磐田-鹿島

行って良かった度:SS

遠州三光祭」と銘打たれ、集客にも気合を入れていたエコパスタジアムでの鹿島アントラーズとの一戦。約3.3万人を集めることになるこの試合は、ホームの磐田にとってなんとしても勝ちたい試合でした。

結果としては終盤に2ゴールを決めての逆転勝ち。主力のFW2人が出場停止、相手が上位(尚且つかつてのライバル)の鹿島、3万人超の大観衆というシチュエーションで最高の結果を得られたというのは、クラブにとっても財産になると思います。

 

  • 17日(土)

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明治安田J1リーグ 第27節「町田-磐田」

行って良かった度:E

2年続けて真夏での対戦となったアウェイ・野津田での町田戦。鹿島に勝った勢いそのままに、と思いましたが前半だけで3失点。後半にもPKで1点を加えられ万事休す。得失点差のうえでも非常に痛い敗戦となりました。

 

  • 25日(日)

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明治安田J1リーグ 第28節「磐田-札幌」

行って良かった度:E

今季最も絶望を感じた試合。

 

  • 31日(土)

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Animelo Summer Live 2024「Stargazer」(2日目)

行って良かった度:S

実は初めてのアニサマへの参加。目当ては蓮ノ空とMyGO!!!!!でしたが、開演前のけやき広場の盛り上がりを味わえたり、「God knows…」を生で聞けたり、この日のトリを務めた内田真礼祭りとも言えるようなセトリを浴びることもでき、収穫の多いイベントだったと思います。

直前の台風の影響で交通がかなりぐちゃぐちゃになっていたのですが、なんとか行くことができて良かったです。

 

9月

  • 8日(日)

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ポルノグラフィティ 因島・横浜ロマンスポルノ'24「解放区」横浜公演(Day2)

行って良かった度:SS

3月のエコパアリーナ以来となるポルノグラフィティのライブ。今回は横浜スタジアムでの開催ということで、野外の開放感あふれる雰囲気がとても良かったです。

個人的にセトリは3月のエコパアリーナの方が刺さり気味だったのですが、やはり25周年当日のライブということもあり、演出・ファンの熱量・それらが作り出す会場の雰囲気のどれをとっても圧巻で、改めて日本を代表するロックバンドのすごさというのを思い知りました。

 

  • 14日(土)

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明治安田J1リーグ 第30節「柏-磐田」

行って良かった度:S

今シーズン最後の関東アウェイ。残留争いに食らいつくためにも絶対に負けられない一戦です。

2024年自分が見た中で、一番「普通に勝った」と言える試合だと思います。勝ち試合は他にも見ているのですが、良くも悪くもドラマチックに勝つという試合が多く、磐田がJ1で残留できるチームになっていくにはこういう「劇的じゃなくても勝てる」という試合を増やしていくことが必要だと感じました。

 

  • 15日(日)

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ラブライブ!サンシャイン!!「沼津地元愛まつり2024」(Day2 夜)

行って良かった度:A

沼津在住オタクとして1公演くらいは行っておこうと思い参加を決めた地元愛まつり。このところラブライブ!サンシャイン!!(Aqours)の単独でのイベントについては行く回数がかなり減っていることもあり、どことなく懐かしさのようなものを感じたのを覚えています。

 

  • 21日(土)

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明治安田J1リーグ 第31節「磐田-福岡」

行って良かった度:B

残留争いの厳しい戦いが続く中で、このところ不調となっていた福岡との対戦。とは言いつつも、簡単に勝てる相手では無いのは百も承知で、無失点での勝ち点1というのはこの時点ではそれほどネガティブなものでもなかったと思います。

 

  • 28日(土)

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明治安田J1リーグ 第32節「名古屋-磐田」

行って良かった度:D

苦手なイメージのあるアウェイの名古屋戦。前半はそれなりに良い内容のゲームができていたのですが、相手の交代に上手く対応できませんでしたね。

こういう試合で勝ち点を着実に積み重ねられるようになることが、J1で生き残るには必要ということなのでしょう。

 

 

 

次は10月〜12月を振り返るPart4へと続きます。2025年のイベント初め(1/11の蓮ノ空3rd横アリ)までには書き上げたいですね。それでは。

2024年を振り返る Part2

2024年を振り返る Part1 - よしのきららのブログの続きになります。

 

今回は4月〜6月を振り返ります。

 

4月

  • 3日(水)

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明治安田J1リーグ 第6節「横浜FM-川崎F

行って良かった度:C

平日開催となった神奈川ダービー。ちょうど仕事で異動になった直後のタイミングであったため、仕事終わりに三島駅から新幹線で駆けつけることに。

両チームとも神奈川県を本拠地とするJリーグを代表するクラブで、いわゆる"ビッグマッチ"と言えるカードであり、土日開催であればもっと盛り上がったんだろうと思うと平日開催なのは勿体なかったですね。試合は0-0のスコアレスドローで終了。

 

  • 6日(土)

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明治安田J3リーグ 第8節「沼津-岩手」

行って良かった度:B

ちょうど沼津に居住地を移すタイミングだったため、引っ越しがてら観戦へ。

観れたのは後半途中からでしたが、終始アスルクラロ沼津がペースを握り続けて4-1と快勝のゲームとなりました。この調子でいけばJ2昇格も決して無理な目標じゃないと感じたのを覚えています。

 

  • 13日(土)

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明治安田J1リーグ 第8節「磐田-名古屋」

行って良かった度:D

6節、7節と連勝で調子が上向いてきた磐田が開幕3連敗から3勝1分と同じく上り調子の名古屋をホームに迎えての一戦。自分にとっては今季初となるヤマハスタジアムでの観戦でした。

試合は前半で名古屋に退場者が出るという展開でしたが、1点を守り切られ敗戦。フラストレーションの溜まる負け方となってしまいました…。

 

  • 21日(日)

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蓮ノ空2ndライブ「Blooming with ○○○」千葉公演(Day2)

行って良かった度:A

2023年11月の1stライブ東京公演ぶりの蓮ノ空単独案件。1st当時と比較しても客席の熱量が凄かった気がします。

幕張の展示場でのライブだったため、鑑賞中の環境に関しては正直だいぶ悪かったのですが、トロッコでかなり近くまで来てくれたり、トラブルを乗り越えて「Runway」を歌い切る野中ここなさんを見れたりと、ライブ自体の満足度は高かったです。

 

  • 27日(土)

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明治安田J1リーグ 第10節「磐田-町田」

行って良かった度:SS

今シーズンのJ2からの昇格組同士の対戦。とはいえ町田は9節を終えた時点で首位に立っており、磐田としてはチャレンジャーという立場で迎えることとなったゲームと言えます。

当然難しい試合になるだろうと思っていましたが、前半はなんとか耐えて0-0で折り返します。すると後半に入りペースを掴んだ磐田が2点を先行し、そのまま最後まで集中を切らさず2-0での勝利!GW初日にホームで首位を撃破するという最高の瞬間を味わうことができました。

 

  • 28日(日)

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福山雅治「WE’RE BROS. TOUR 2024」静岡公演(Day2)

行って良かった度:A

人生で2度目となる福山雅治のライブ。福山雅治といえばいろんなドラマや映画に出てその主題歌も担当するというマルチな活躍ぶりを見せていますが、50代半ばに差し掛かっても第一線で活躍し続けているというのは改めて凄いことだと感じました。

余談ですが、何気に2週連続で「長崎県出身の所属事務所がアミューズの芸能人」のステージ上でのパフォーマンスを見たことになるんですよね(21日の🪷のライブでの野中さんに引き続き)。

 

  • 29日(月・祝)

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Poppin'Party×MyGO!!!!! 合同ライブ「Divide/Unite」

行って良かった度:SS

2023年のアニメ放送以降みるみるうちにハマってしまったMyGO!!!!!のライブ案件。横浜アリーナでバンドリシリーズの顔とも言えるPoppin'Partyとの合同ライブでした。

前半がMyGO!!!!!パートで後半がPoppin'Partyパートだったのですが、どちらのセトリも強すぎてずっとテンションが最高潮というライブでした。このライブでより一層MyGO!!!!!にハマってしまった感。あと自分のいた座席のかなり近く(ステージの端の部分)まで燈役の羊宮さんがきてくれたのですが、あまりにも天使すぎた……😇

 

5月

  • 3日(金・祝)

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明治安田J1リーグ 第11節「横浜FM-磐田」

行って良かった度:A

なんかこのところやたらと行く機会の多い気がする新横浜界隈。GWの真っ只中ということもあり、マリノスサポのみならず磐田サポも相当な人数が日産スタジアムに行っていたと思います。

近年の優勝争いの常連であるマリノス相手に先制点を許す苦しい展開も、終盤にペイショットの同点弾で追いつき勝ち点1を得ることに。今思えばこの頃が一番希望に満ち溢れていたかもしれません…。

 

  • 4日(土・祝)

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Liella! ユニットファンミ「心・技・体!極上大冒険!!」CatChu!愛知公演(Day2 2回目)

行って良かった度:A

個人的な推しユニットであるCatChu!での初のファンミ。2023年より新たに始まったユニット活動におけるCatChu!の色を存分に出しながら、会場の大きさや雰囲気がどことなく1stライブツアーを思い出させるものでもあり、そういう意味での懐かしさも感じるようなイベントでした。

ライブパートではやはり「全力ライオット」の会場のボルテージの上がり具合が凄まじく、その熱量を全身で感じることができました。

 

  • 6日(月・祝)

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明治安田J1リーグ 第12節「東京V-磐田」

行って良かった度:E

J2だった昨年と同じくGWでの開催となったヴェルディとのアウェイ戦。試合展開については……聞かないでください。

結局、この試合が今季のターニングポイントになってしまった気がするなあ。

 

  • 11日(土)

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明治安田J1リーグ 第13節「磐田-鳥栖

行って良かった度:E

特に語ることはないです。

 

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ACL 決勝 第1戦「横浜FM-アルアイン

行って良かった度:A

一度は行ってみたかったACLの決勝戦。国内最大キャパの日産スタジアムをホームに持つ横浜F・マリノスが決勝に進んだおかげでチケットを取ることができ、昼の磐田の試合が終わってからそのまま新幹線に乗り横浜へ。

勝戦というだけあって、5万人を超える大観衆が詰めかけた日産スタジアムの雰囲気は素晴らしかったです。試合もホームのマリノスが逆転勝利と大いに盛り上がる展開でした。ただ、この2週間後に行われた第2戦は残念な結果になってしまいましたね。

 

  • 19日(日)

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明治安田J1リーグ 第15節「磐田-浦和」

行って良かった度:B

3連敗中の磐田がエコパスタジアムに3連勝中の浦和を迎えた一戦。磐田としてはここのところの嫌な流れをなんとか断ち切りたい試合でした。

結果としては浦和に先制を許したものの、今季ここまで試合にあまり絡めていなかった金子翔太の同点弾で勝ち点1を獲得。なんとか意地は見せてくれたと思います。

 

  • 25日(土)

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明治安田J1リーグ 第16節「磐田-湘南」

行って良かった度:SS

磐田市の小学生の一斉観戦が行われるこの試合は残留争いの6ポイントマッチとも言える重要なものでした。しかし、開始十数秒で元磐田のルキアンに先制ゴールを許すと、前半のうちにPKで追加点を奪われる苦しい展開に。

ただ、この日の磐田は一味違っていました。前半終了間際にキャプテンの山田大記が1点を返すと、終盤にペイショット、レオゴメスと今季加入の助っ人選手が立て続けに得点を奪い、2点差からの大逆転勝利!磐田市の小学生パワー、本当にすごい(笑)。

 

6月

  • 1日(土)

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明治安田J1リーグ 第17節「広島-磐田」

行って良かった度:C

今年新たに完成したサンフレッチェ広島のホームスタジアムであるエディオンピースウイング広島に行ってみたく、遠方ですが行くことを決意。チケットも即完売でしたが、なんとか買うことに成功。

まちなかスタジアムということで、スタジアムの中はもちろん周辺環境も良く、こんなスタジアムが増えるといいなと思いました。試合は完敗でしたが、このスタジアムでサッカーを見れたのは良かったです。

 

  • 16日(日)

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明治安田J1リーグ 第18節「神戸-川崎F

行って良かった度:C

ヴィッセル神戸のホームゲームですが国立競技場での開催ということで、奇しくも2月のスーパー杯と同じシチュエーションに。

スーパー杯では川崎が勝利しましたが、今回は神戸に軍配。それはそうと、個人的には国立でのサッカー観戦は嫌いじゃないですが、神戸のサポーターはホームゲームを国立でやることについてどう思ってるのかは割と気になります。国立だと川崎からの方が圧倒的に行きやすいので。

 

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明治安田J1リーグ 第18節「F東京-磐田」

行って良かった度:C

5月のヴェルディ戦では非常に嫌な記憶を植え付けられた味スタでの試合。磐田としては直近の天皇杯J3の宮崎を相手に不覚をとっており、嫌な雰囲気を払拭するためにもなんとか勝ち点3がほしいゲームでした。

先に試合を動かしたのは磐田で、元FC東京所属の平川怜のCKからリカルドグラッサが頭で合わせて先制。その後も一進一退の攻防を続けますが、徐々にFC東京にペースを持っていかれると終盤に同じくセットプレーから同点弾を許してしまいドロー決着。同点弾のあとのFC東京の猛攻を耐えたのはポジティブ要素だったと思います。

 

  • 22日(土)

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明治安田J1リーグ 第19節「磐田-C大阪

行って良かった度:C

約1ヶ月ぶりとなるホームでのリーグ戦。FC東京戦で復帰のジャーメインが怪我以降で初先発ということもあり、それなりに期待感のあるゲームでした。

結果としては1-1のドローですが、2-0にできた試合とも1-2にされなくて良かった試合とも言えるような内容で、課題と収穫どちらもあったように感じます。

 

 

 

次は7月〜9月を振り返るPart3へと続きます。次回以降の投稿は年明けですね。というわけで、良いお年を🙇

2024年を振り返る Part1

2024年もいよいよ終わりを迎えようとしています。

というわけで昨年に引き続き、今年自分が参加したイベント関連(音楽ライブ、声優イベント、サッカー観戦etc.)について振り返っていきたいと思います。

 

昨年の記事はこちら

Part1Part2Part3Part4

 

今回はPart1として、1月〜3月に参加したイベントを振り返っていきます。

また、今年は新たにそれぞれのイベントについて個人的な「行って良かった度」をつけています。(SSS〜Eの8段階にて評価)

 

 

1月

  • 7日(日)

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DIALOGUE+ LIVE2024「LIFE is EASY?」

行って良かった度:A

今年のイベント初めはフォロワーの方から誘っていただいたDIALOGUE+のライブから。コンテンツもの以外での声優ユニットのイベントはほとんど行く機会が無かったので非常に貴重な体験でした。個人的には稗田寧々さんが気になりました。

 

  • 13日(土)・14日(日)

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虹ヶ咲6thライブ「I love You ⇆ You love Me」神奈川公演(Day1・Day2)

行って良かった度:SSS

2023年末の愛知公演に引き続き現地参戦。

ついに初めてKアリーナに足を踏み入れることになりました。終演後の混雑はある程度覚悟していたのでそれほど気にならなかったですし、何よりライブ会場としてのあらゆるスペックがすごい。ライブの内容も相まって、非常に充実した2日間となりました。

特にせつ菜役の林鼓子さんは初のナンバリングライブを完走ということで、本当にお疲れ様でしたと言いたいです。

 

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Liella!5thライブ「Twinkle Triangle」福岡公演(Day1)

行って良かった度:SS

前週の虹ヶ咲からあっという間のタイミングで今度はLiella!のナンバリングライブ。2023年夏の4thに続き、11人体制としては2度目のナンバリングということに。

個人的には4thに関してはまだ「9人→11人の過渡期」という印象が濃かったのですが、5thでは本格的に11人のLiella!が動き出したという印象でした。セトリも新曲から1期の挿入歌まで非常に強い選曲となっており、Liella!の「これまで」と「これから」がギュッと詰まったようなライブだったと感じます。

 

2月

  • 11日(日)

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Liella!5thライブ「Twinkle Triangle」東京公演(Day2)

行って良かった度:SS

福岡公演から3週間後に千秋楽の東京公演Day2へ。

千秋楽ということもあり、初日の福岡Day1からさらにパワーアップした11人を見ることができた気がします。そしてこの時には今後の展開についても発表され、5月〜8月にかけてのユニットファンミーティングツアーの開催とTVアニメ3期の放送時期が10月からであることが伝えられました。今後も「ラブライブ!スーパースター!!」とLiella!を応援していくぞと強く思ったのを覚えています。

 

  • 17日(土)

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FUJIFILM SUPER CUP 2024「神戸-川崎F

行って良かった度:A

今年2024年は自分史上もっともサッカーの現地観戦をした年になるのですが、その1試合目がこのスーパー杯のヴィッセル神戸vs川崎フロンターレの試合。

昨年の天皇杯王者川崎が新加入のファンウェルメスケルケン際の1点を守りきり、J1王者の神戸を下すというゲームでした。個人的には国立競技場でのサッカー観戦は独特の雰囲気が味わえて好きです。

 

  • 25日(日)

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明治安田J3リーグ 第1節「沼津-金沢」

行って良かった度:B

金沢がJ3に降格したことで実現したこのカード。Aqoursの地元沼津のチームと蓮ノ空の地元金沢のチームということで「ラブライブ!ダービー」と銘打たれ、この日はAqoursのキャストの来場もありました。

内容としては序盤こそ拮抗した試合展開でしたが、後半に沼津が先制すると終盤に2点を加えて終わってみれば沼津の3-0での圧勝に。試合は面白かったのですが、雨と寒さが結構きつかったです。

 

3月

  • 1日(金)

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明治安田J1リーグ 第2節 「川崎F-磐田」

行って良かった度:SS

まだこの頃は神奈川県在住だったこともあり、平日金曜日の試合でしたが仕事終わりに10分遅れほどで行くことができました。

開幕戦を落とした磐田にとってはシーズン初勝利をかけた大事な一戦でしたが、試合は予想外の展開に。川崎相手に前半途中までで3-0リードを奪うとそこからは怒涛の点の取り合いになります。最終的にはジャーメイン良が1試合でJ1キャリアハイ超えとなる4得点をあげる活躍もあり、磐田が5-4と勝利。いろんな意味でなかなか見られないものを見れた試合だったと思います(笑)。

 

  • 3日(日)

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明治安田J1リーグ 第2節 「浦和-東京V」

行って良かった度:B

磐田vs川崎Fの興奮さめやらぬうちに、週末の行けそうな試合の中から急遽観戦を決意。磐田と同じく2024年の昇格組である東京ヴェルディが16シーズンぶりのJ1での勝利を目指して埼玉スタジアムに乗り込んだ一戦。

両チームとも主に守備の部分で良さを出し合い、先制したヴェルディが1点を守り切ると思いきや浦和が終盤にPKで追いつくという展開でした。思えばこの時からすでにJ1でもやれそうな雰囲気をヴェルディは見せていたんですよね…。

 

  • 9日(土)・10日(日)

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LoveLive! Series Presents「ユニット甲子園」2024(Day1・Day2)

行って良かった度:SS

2023年12月の異次元フェスが大盛況だったこともあり、大きな期待感に包まれた中で迎えたこのユニット甲子園。その期待感にしっかりと応えてくれるようなイベントだったと思います。各ユニットが持ち曲を披露するところでは、さながら高校野球のような意地とプライドをぶつけ合うパフォーマンスが見られましたし、延長線と称されて行われた越境パートや7回のシークレット枠でのサプライズ的な演出は圧倒的な盛り上がりを感じることができました。

個人的にはLiella!の3ユニットが持ち曲が少ないながらもパフォーマンス力で他シリーズのユニットと渡り合っていたのが印象的で、5月からのユニットファンミツアーへの期待感も高まる内容でした。

 

  • 16日(土)

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明治安田J1リーグ 第4節「G大阪-磐田」

行って良かった度:C

開幕からの3試合で1勝2敗と負けが先行している磐田にとっては落としたくないゲームでしたが、開始早々に自陣でのミスから失点すると、調子が上がらない後半開始15分以内に追加点を奪われる苦しい展開に。その後ジャーメインが1点を返すと一気に追い上げムードになり、最後までわからない試合でしたが結果はそのまま1-2敗戦。

この時は4試合で勝ち点3という結果に対する不安感と、終盤の追い上げについての希望のどちらも感じていたと思います…。

 

  • 17日(日)

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明治安田J1リーグ 第4節 「鹿島-川崎F

行って良かった度:D

昨季から継続して川崎を見ている印象の中で、今シーズンについてはそれなりに期待感もあったのですが、結果は1-2の敗戦。その期待が打ち砕かれた感じのする内容でした。

川崎は鹿島相手にはここしばらくずっと相性が良く、この試合も先制点を奪うところまでは良かったのですが、相手がギアを上げてきた時間帯に耐えきれなかったですね。

 

  • 23日(土)

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ポルノグラフィティ19thライヴサーキット「PG wasn't built in a day」静岡公演

行って良かった度:SS

今こうしてオタク趣味に走る前から自分の人生の中でそれなりに聴いてきた感じのするポルノグラフィティでしたが、こうしてライブに参加するのは初。地元・静岡でのライブということで家族と参戦。

デビューから約25年間、ずっとトップランナーであり続けた人たちなだけあって、純粋な音楽ライブとしてのクオリティが凄まじく高かったです。歌も上手いし(当たり前か)、会場であるエコパアリーナはそれほど音響が良い会場ではない気がするのですが、そのことも気にならないくらいしっかりと音も響いていて、気持ちよさが勝るライブでした。なんだかんだで知っている曲が多いのも大きかったかも。

 

  • 30日(土)

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明治安田J1リーグ 第5節「鹿島-磐田」

行って良かった度:D

前々週の川崎のアウェイゲームに引き続き、鹿島のホームゲームに2試合続けて行くというなかなか珍しい経験をすることに。

内容としては鹿島相手にかなり奮闘していたと思うのですが、やはり負け試合が続くとメンタル的にもキツさがあります。とはいえ、ガンバ戦で感じた希望の部分を見失わず、今後につながる戦いができているとも思えました。あとは川崎の試合の時も思いましたがスタグルが美味しかったです。

 

 

次は4〜6月を振り返るPart2へと続きます。

2024年にリリースされたラブライブ!楽曲の中から10選を決める

毎年恒例となってきた今年1年間でリリースされたラブライブ!楽曲の10選

年々大所帯化が進むラブライブ!シリーズにおいて、楽曲の多様性はIPにとっても大きな魅力・武器になりつつあると感じます。

その中でも、個人的に「特に好き」と感じた楽曲群をあげていこうという趣旨です。

 

↓過去記事はこちら↓

2021年

2022年

2023年

 

まずは「2024年にリリースされたラブライブ!楽曲」の定義についてですが、

・2024年1月1日〜2024年12月31日の間にCDの発売や特典楽曲付きBDの発売等によって世の中に新たに流通した楽曲*1

・リアレンジ、カバー曲を含まない純粋な「オリジナル楽曲の新曲」としてリリースされたもの*2

・その他、ラブライブ!シリーズの大手ファンサイト「LL-Fans」において楽曲として登録されているものに準ずる

 

以上のようにしています。

 

2024年はシリーズ全体で78曲もの新曲がリリースされた年となりました。

昨年は100曲を超えていたことを考えるとやや少ないような印象も受けますが、それでも78曲の中から10曲を選んでいくわけですから、かなり気合いの入れたセレクトになっています。

それでは、独断と偏見で選ぶ私的2024年のラブライブ!新曲ベスト10はこちら!!

 

 

  • 10位『ハッピー至上主義!

      -  かほめぐ♡じぇらーと

まずは直近のファンミーティングでも披露され話題を一気に掻っ攫ったこの曲から。個人的にこのタイプの楽曲をこういう記事であまり取り上げない傾向があるのですが、ここまで「かわいい」と「楽しい」に振り切れたらさすがに完敗です。

蓮ノ空の曲に関してはオタクのツボをしっかりと抑えていることが多く、この曲に関しても「花帆と慈の組み合わせならこうだよね」というのをストレートにやっている印象です。そういう"外さなさ"の積み重ねみたいなのが蓮ノ空の強みなんだと思います。

 

 

 

      -  Liella!

Liella!の公式FCである「Liella! CLUB」の入会特典CDに収録されており、2023年における「UNIVERSE!!」に相当するポジションの楽曲です。

とにかく明るくノリノリといった感じで、ライブで聴けばストレートに良さが分かるタイプの曲だと思います。ライブでの初披露が今年の自分の中でのハイライト的なイベントであるLiella!のユニットライブ&ファンミーティングツアーの千秋楽・神奈川公演だったこともあってか、聴くたびにあの時の熱量を思い出さずにはいられません。

 

 

 

      -  鐘嵐珠

虹ヶ咲の完結編映画「えいがさき」の第一章からここでランクイン。えいがさき第一章に関しては全体的に盛り上がる曲が中心で、甲乙つけ難いところもあったのですが、この「PHOENIX」はその中でも異質さを帯びていると感じます。

今までのランジュの曲は、どちらかというと自分の存在感を見せつけるようなイメージでしたが、この曲は虹ヶ咲で過ごしてきた日々や仲間への思いを馳せるようなところがあり、新境地といった感じです。良い意味で今までの「らしさ」にとらわれてない楽曲だと言えます。

 

 

 

      -  スリーズブーケ, DOLLCHESTRA, みらくらぱーく!

初出は昨年末のリンクラにおけるラブライブ!北陸予選でしたが、CDのリリースは年明けの1月17日ということで今回の10選に入れてます。北陸予選を突破できるのは1組しかいないということでまさかのユニット合体で出てきたのがこの楽曲でした。

いわゆる「全体曲」と何が違うんだと当初は自分も思ったのですが、ちゃんとユニットごとに「異なる色」を持った楽曲になっており、そこの完成度の高さはたしかに北陸予選突破という結果に見合ったものになっていると感じます。リアルライブでの演出も見事。

 

 

 

  • 6位『Dazzling Game

      -  Liella!, 澁谷かのん, ウィーン・マルガレーテ, 鬼塚冬毬*3

ラブライブ!スーパースター!!TVアニメ3期の挿入歌より。もしすでにライブで披露されていたらさらに上の順位につけていたかもしれないです。

これに関してはひたすらに「強い」曲だと思います。アニメにおいてもLiella!とトマカノーテがお互いの思いをぶつけ合うような曲で文脈も強いですし、曲調としてもイントロの時点で十分アガれるのにそこからサビに向かってどんどん激しさが増すという手加減のなさです。アニメのPVもめちゃくちゃ良くて、シンプルなカッコ良さの中に11人の気持ちが見えてくるような演出に非常に心を打たれてしまいます。

 

 

 

  • 5位『U-CYU

      -  わいわいわい

サンシャインからはこちらをセレクト。表題曲の「peace piece pizza」も割とそういうところがありますが、独特の浮遊感がなんとも心地よくクセになる楽曲です。

沼津で生活しながら今年のわいわいわいの公録には行けてないのでリアルライブではまだ聴いてないのですが、聴いたらしばらくは脳内でこの曲がリピートし続けそうな気がします(笑)。楽曲のコンセプトとしては宇宙のような無重力ということなのだと思いますが、3人の歌声の程よい脱力感はさすがの表現力といった感じです。

 

 

 

      -  5yncri5e!

スーパースターのユニット曲からも選出。なんというか、この曲によって5yncri5e!はまた一段上のステージに上がっていった感覚があります。

5yncri5e!は嵐千砂都(岬なこさん)を中心としたダンスユニットというコンセプトでしたが、この曲では明確に鬼塚冬毬(坂倉花さん)を中心に置いたパフォーマンスを見せています。坂倉さんは2023年6月にLiella!の3期生としてデビューして以降、ものすごいスピードでパフォーマンス能力を開花させてきましたが、そのことの一つの集大成ともいえるような楽曲が「Jellyfish」なんだと思います。彼女の歌声の良さと確かなパフォーマンスの実力を、楽曲制作側が良い意味で信じ切ってるのが伝わってきます。

 

 

 

  • 3位🥉『Proof

      -  DOLLCHESTRA

個人的に徒町小鈴への評価が180度変わってしまうような楽曲だったと言えます。というのも、小鈴に対しては正直なところ「レベルの高い綴理とさやかの2人に果たしてついていけるのか」という印象を当初持っていたのですが、小鈴のパワフルさは時折その2人を飲み込んでしまうくらいなのだとこの曲を聴いてから見方が変わりました。

「今の最高地点の先」という歌詞はまさに「チャレンジ」をし続ける小鈴にぴったりであると言えます。そして、そんな曲だからこそ、DOLLCHESTRAが3人になったことで103期から一歩進んだということの証明たり得るのだと思います。

 

 

 

  • 2位🥈『FANTASTiC

      -  Liella!

年始すぐにリリースされた楽曲がここにランクイン。正直聴いた瞬間に「あ、これはもう10選確定だわ」となったのを覚えています。

個人的にLiella!はどんなグループかと聞かれたら「洗練された楽曲とパフォーマンスが売りのグループ」と答えると思いますが、この楽曲はまさしくそんなLiella!の洗練された部分が全面に出ている曲だと感じます。楽曲の全体的なオシャレ感とところどころキャッチーな振り付けなんかもあって、ライブで聴くとめっちゃ楽しい楽曲でもあります。「シェキラ☆☆☆」がかなり人気な分あまり語られない印象のある曲ですが、個人的にはもっと推されていいと思っています。

 

 

 

  • 1位🥇『全力ライオット

      -  CatChu!

昨年の「影遊び」に引き続きCatChu!からのトップ選出!自分が本当にこのユニットにガチハマりしてるんだなとわかります。

CatChu!に関してはこれの曲名でもあるようにとにかく「全力」なのが良いと思っていて、特にユニット甲子園での「オルタネイト」のパフォーマンスは圧巻でしたが、「全力ライオット」に関しても最後が倒れ込むような振り付けで、全力を出し切る感じなのがとても好きです。CatChu!に関してはキャラ・キャストの3人の関係性も含めて本当に大好きなユニットなのでまたイベントもやってほしいですし、そこで生バンドでの演奏なんかがあればもう思い残すことはありません😇

 

 

以上が私的な2024年リリースのラブライブ!楽曲のトップ10となります。

個人的にやはり今年は年始のナンバリングライブに始まり、春から夏に明けてのファンミーティングツアー、そして秋にはTVアニメ放送のあったスーパースターに特に熱量を注いだ1年だったと思います。

噂というか単なる憶測ですが、来年2025年はラブライブ!の新シリーズが始まるのではないかと期待も高まりつつある中で、どのような楽曲に出会えるかはとても楽しみです。

もしここまで読んでくれた方がいらっしゃれば、ぜひあなたの「10選」も教えてくれると嬉しいです。

それでは👋

*1:サブスクにより先行で公開されている2025年の発売曲(Liella!の「スーパースター!!」等)は含まない

*2:虹ヶ咲「ラジオ体操第一(虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会Ver.)」や蓮ノ空における各曲の104期verは含まない

*3:劇中においてはトマカノーテだが、公式でのアーティスト名義は3人の個人名となっている

ラブライブ!スーパースター!!2期9話とは結局何だったのか

みなさん、こんにちは。

久々のブログ記事更新です。

今回は3期の放送直前ということで、2期9話を中心にラブライブ!スーパースター!!におけるLiella!の歩みについて掘り下げようという内容です。

 

現在、公式でも坂倉花さんによる各話の解説動画が更新されていますので、そちらもあわせて見てもらえればと思います。(9/22時点では2期7話まで更新済み)

 

(とりあえず2期9話に関しては後出しジャンケンにならなくてよかった)

 

今まで個人的に同作品について語った記事はこちらから↓

ラブライブ!スーパースター‼︎2期を自分なりに噛み砕いていく〜自分にしかできない見方を〜 - よしのきららのブログ

Liella!メンバーについてじっくり考えたい「澁谷かのん・唐可可」編 - よしのきららのブログ

Liella!メンバーについてじっくり考えたい「平安名すみれ・嵐千砂都・葉月恋」編 - よしのきららのブログ

Liella!メンバーについてじっくり考えたい「桜小路きな子・米女メイ・若菜四季・鬼塚夏美」編 - よしのきららのブログ

 

目次のようなもの

  • なぜ2期9話に焦点を当てるのか
  • Liella!が置かれていた状況
  • マルガレーテの登場とLiella!の立場
  • 2年生の現状認識と対応
  • 平安名すみれが起こした行動の意味と価値
  • 引き出された1年生の覚悟

 

 

なぜ2期9話に焦点を当てるのか

さて、今回は記事のタイトルにもある通り2期9話を中心に掘り下げていくわけですが、そもそもなぜこのエピソードなのかということについてまずは話していきたいと思います。

最初にラブライブ!スーパースター!!がどういう話なのかというところからになりますが、これは今まで散々ブログやX(Twitter)でも語ってきた通り、1期でSunny Passionに敗れたことで「負けることの意味」を知ったLiella!*1が、「勝ちたい」というのと「(スクールアイドル活動を)楽しもう」という2つの気持ちを抱えながら前に進んでいくというものです。

この2つというのは、「勝ちたい」という気持ちを最優先にするのであれば「楽しむ」というスタンスをどこかに置かなければならない場面があり、一方で「楽しもう」という気持ちを最優先にするのであれば「勝ちに行く」というスタンスには傾倒しきれないというように、100%の両立が難しいものであると言わざるを得ません。そのため、「どちらをどの程度まで優先すべきか」のような問題がLiella!には常について回ることになります。これは別に「どちらの方がより大事か」ということの結論を出そうとしているわけではなく、あくまでLiella!の活動目標として「自分たちがどうしたいのか」を考え続けていくわけです。

こうしたところから、ラブライブ!スーパースター!!という作品(特に2期)を通して見た時にはLiella!の「迷い」のようなものが1つのテーマになっているということができ、それこそが今回2期9話を中心に見て行こうとする理由になってきます。つまり2期9話というのはこの「迷い」が大きく物語を動かす回であり、作品全体のテーマに対して正面から描かれる非常に重要なエピソードとなっています。

 

Liella!が置かれていた状況

この2期9話を迎えるにあたって、Liella!がどういう状況にあったのかということについて整理していきたいと思います。"クーカー"から活動が始まり2年目を迎えていたLiella!は、1年生4人を新たに加え、目標であるラブライブ優勝に向かってまずは最初の地区予選*2を突破していきます。ここまでにLiella!は「1年生を迎え入れる(2期1話)」「優勝を目標に日々の練習に取り組む(2期2話)」「1年生の成長したいという気持ちを尊重し別行動を許可(2期5話)」といった感じで基本的な方向性を決めており、それに基づいて活動している様子が一貫して描かれてきました。

前述した通り、Sunny Passionに敗れたことでLiella!としての目標が「勝つこと」としてはっきりと定まってくるわけですが、この目標はSunny Passionに敗れる経験をしていない1年生にも十分浸透していたと言えます。例えば2話できな子が「きな子も、やっぱりLiella!さんたちと優勝目指して頑張りたい」と発言していたり、6話でメイが「Liella!の力になれないならスクールアイドルやるつもりはない」と発言していたりするところからもわかるように、「勝ちたい」「そのためにレベルアップしたい」という思いは1年生も同じであるということです。つまり、少なくともこの時点*39人が優勝という目標に関してはしっかり見据えることができていたという点をまずは押さえておく必要があります。

一方でひとことに「優勝が目標」といっても、なぜ優勝したいのかであったり、優勝という結果に対してどこまで強くこだわっているのかといった部分に関してはなかなかすぐに結論が出るものでもありません。よくスポーツなどでも「勝てれば何でも良いのか」というような言われ方をすることがありますが、同じようにとにかく結果だけにこだわるのか、結果を出す過程も重視するのかというテーマはラブライブ!においても例外ではありません。自分はサッカーを見るのが好きなのでサッカーに例えた話をしますが、例えばロングボールやロングスローを多用し、時には時間稼ぎなどもしながら結果を出すことに徹底的にこだわるのか、あるいはしっかりとパスを繋ぎ、相手を上回る技量を見せながら「美しく勝つ」ということを目標とするのかについてはどちらが良い、好きなどさまざまな意見が存在します。結局、Liella!が2期8話までの時点で方針を決めているといっても、それは言ってしまえば「勝ちを目指す」という大方針を決めていただけにすぎなかったということです。

 

マルガレーテの登場とLiella!の立場

ここからいよいよ今回の本題である2期9話の内容に入っていきたいと思います。ラブライブ!の最初の地区予選を無事に突破したLiella!でしたが、そこに衝撃的なニュースが入ってきます。それは2年生にとっては前年度に苦杯を喫した相手であり、それ以降「乗り越えるべきライバル」としてずっと見据えてきたSunny Passionが地区予選でまさかの敗退という結果に終わったというものです。さすがに動揺を隠しきれないLiella!でしたが、そのSunny Passionが負けたというのが自分たちも3話の代々木スクールアイドルフェスで辛酸を舐めた相手であるウィーン・マルガレーテであることがわかります*4。Liella!からすればずっと目標としていたライバルの敗北は衝撃的であったと同時に、「そのライバルを倒した相手」でなおかつ「自分たちも一度敗れた相手」に勝負を挑まなくてはいけないという状況に立たされた*5ということになります。

このように今までと状況が変わってしまったことに対して、メンバーの間でも危機感が広がっていきます。まず、問題提起をしたのは部長の千砂都でした。ラブライブ!地区予選で披露した『Chance Day, Chance Way!』の映像を2年生に見せ、「まだ(2年生と1年生との間で)かなり実力差がある」ということを指摘します。そして、その直後の会話でこのことは2年生全体の共通認識であることも判明します*6。さらに千砂都は「このままだと決勝進出は難しい」という旨の発言もしており*7、ここで今までも優勝を目指して取り組んできたものの、相手のレベルが想定以上であったことから、何かを変えない限りLiella!が勝つことは難しいということが視聴者にもわかるようにはっきりと示されます。

誤解を恐れずに言えば、ここの部分は視聴者の目線で「苦味」を感じるポイントだったとも思います。物語としては2話や6話で描かれたことが「正解」とされるような形で、そのままサニパを倒す展開というのが一番美しくてカタルシスを感じやすかったのではないかと考えられます。しかし、前述したように「勝ちたい」という思いにもいろんな種類があり、それらは簡単にまとめられてしまうものではありません。2話や6話の展開は個人的にも好きではありますが、あれだけが優勝という目標や実力差という課題に対する「最適解」として描かれてしまうのであれば、個人的にラブライブ!スーパースター!!はなんだか物足りないアニメになっていたように感じます。しかし、そうはなっていません。それこそが2期9話で描かれたことの価値であり、この記事を書いた理由でもあります。

 

2年生の現状認識と対応

マルガレーテの登場によって、どうやらこのままではラブライブ決勝進出は難しそうというのがわかったところまで来ました。そこですみれが部長の千砂都に対して「1年生に猛特訓をさせるべきか」という旨の確認をとります。ようするに、現状から何かを変えなければ結果を出せなさそうなので、「1年生の猛特訓」という変化をつけてラブライブに挑めばいいんじゃないかという話になるわけです。しかし、ここで口を開いたのが可可でした。「話さなくていいと思います。1年生は頑張ってます。今話したらきっと、頑張りすぎてしまう気がします」というセリフから分かるように、可可のスタンスとしては「無理をして頑張って、歌うのが辛くなるくらいなら結果を意識しすぎない方がよい」といった感じで、あくまで「みんなで楽しく歌うこと」がもっとも大事であるということです。

この可可のスタンスは、Sunny Passionに負けたあとのLiella!が大切にしてきた姿勢のうちの「スクールアイドル活動を楽しもう」という方に該当しており、実際にかのんがいち早く「私も賛成」と同じ考え方であることを伝えています。また、その直後に千砂都が練習メニューの見直しについて言及していますが、これもそこまでの流れを考えればすみれが言ったような「猛特訓」を1年生にさせるのではなく、どちらかというと1年生が頑張りすぎない範囲での調整であることが伺えます*8。2話と違い、ラブライブに優勝するという目標自体を取り下げたわけではなかったと思いますが、マルガレーテのことを意識しすぎないくらいのスタンスではあったと考えられます。

おそらく、この時の2年生は、マルガレーテに勝つには多少無理をしなくてはいけないという認識を持っており、この時の論点は「多少無理をしてでもラブライブ優勝を目指すべきなのか」ということだったと思います。しかし、先述してきたようにLiella!にとっては「ラブライブ!で優勝すること」だけが目標なのではなく、「スクールアイドル活動をしっかりと楽しむこと」も大切にするべき姿勢であると考えており、少なくとも後者を犠牲にして前者を取りに行くようなことはしないというのがこの時出された結論だったというわけです。

 

平安名すみれが起こした行動の意味と価値

このように、ラブライブ!優勝についてはLiella!にとって他の大切なことを犠牲にしてまで目指すようなことではないというのを改めて確認する形になったここまでの展開でしたが、一人だけ違う考えを持った人物がいました。それがすみれです。彼女は唯一可可の事情*9を把握しており、それゆえに今回のラブライブ!を「絶対に負けてはいけないもの」として認識していました。そこで、すみれはまず2年生だけでの話し合いの後に可可個人のもとへ行き*10「(可可は本当にそれで)いいの?」と尋ねることにします。おそらくこの時すみれは、可可が1年生に気を使って「無理をさせたくない」と話しており、可可自身は帰国させられなくないので本当は絶対に勝ちたいはずだと思ってると考えての行動だったのでしょう。しかし、すみれのそういうところを嫌ってる*11可可には「すみれには関係ない」と一蹴されてしまいます。

こうなってしまうとラブライブ!にどうしても勝たなくてはいけないと考えるすみれにとって、できることの選択肢はかなり限られてくると言わざるを得ません。そして彼女は行動に移ります。1年生に猛特訓させるという選択肢は無くなった、それでもラブライブ!には絶対に勝ちたい、そう考えたすみれは「(レベルの高い)2年生だけでステージに立つ」という提案をしたわけです。その後のかのんの反応を見てもわかる通り、これは今までのLiella!の歩みや大切にしてきたことを考えてもあり得ない選択肢です。すみれの提案はまさしく「結果」だけしか考えておらず、ここまで散々述べてきたようにLiella!は別にラブライブ!での結果だけを目標に活動したわけではないので、すみれのこの時の提案は「とんでもないもの」だということに異論を挟める余地はありません。

しかし、一方でその後のかのんとのやりとりがわかりやすいですが、かのん「そんなにあの子(マルガレーテ)が怖いの?」すみれ「当たり前でしょ」かのん「だからって必ず負けると決まったわけじゃないでしょ」とあるように、ここまでの話の流れでLiella!が結果を必要以上に意識することなく(むしろ負けるのは仕方ないとも取れるような姿勢で)東京予選に挑もうとしていたのは明白であり、本当にそのまま行って後悔がなかったのかについてはしっかりと考えるべきポイントであると言えます。可可に関しては「ここで負けて帰国することになっていたらそれは仕方ない」くらいの覚悟を決めていたかもしれませんが、他のメンバーは本当にその結果を受け入れられたのか、可可の事情をすみれ以外は知らなかったというのを考えるとなおさらそのことには疑問符がつきます。少なくともすみれの行動には、この点について考えるためのきっかけとしての価値はあったと言えます。

しかしやはりすみれ側の提案や言い方にも問題はあります。この後「私はね、ショウビジネスの世界に返り咲きたいの」言って悪者になりきり、かのんのビンタ直前まで行ったことに関しては個人的にもすみれが良くなかったと思いますし、場合によってはLiella!崩壊もあり得るような危険な綱渡りだったと感じます。ようするに、この時点での自分なりの感想としてはすみれが早く本当の想いを伝えるべきとなりましたし、そうしなければLiella!にとって結果も過程も良いものにはならなかっただろうという解釈です。

 

引き出された1年生の覚悟

話の対象を少し移します。

すみれが1年生を外すという提案をした時の1年生本人たちの反応はどちらかというと「やっぱりそうですよね」といった感じで、ある程度そう言われるのを予想できていたように見えました。元々、1年生には2年生との差を気にするような描写が多く、それこそ6話の1年生による北海道合宿も自分たちの発案であり、「実力差をなんとかしたい」という気持ちはずっと見せ続けます。しかしそれでも、実力差が埋まらずにすみれの提案を受けたことに対して、どこか申し訳なさそうにしているのが印象的でした。おそらく、これに関しては2年生からすると若干予想外だった気がしていて、そのくらい1年生は1年生で結果を出すことに対して強い気持ちがあったのだと思います。

それが決定的になったのがすみれの家の神社でのシーンです。その前のところでメイが「それでいいのかな。(中略)本当はすみれ先輩と同じくらい勝ちたいって」と発言しており、すみれのところへ行ってからは4人で「次のステージには立たない。東京大会は2年生5人で私たちに勝つところを見せてほしい」と自分たちの思いを伝えました。1年生は元々2年生が考えていた以上に勝利という結果の部分に真剣であり、そのことをすみれをはじめとした2年生が知ることになったという点でもここは重要なシーンだったといえます。逆にすみれからすれば、そんな1年生の思いと覚悟を知ってしまえばとても「1年生を外すべき」なんてことを言い続けられなくなり、どうしようもなくなってその後の可可とのやりとりに繋がってくるわけですが。

 

結果的に、すみれは「(可可と)3年間一緒にスクールアイドルやりきりたいの」と正しく自分の想いを伝えたことで、Liella!9人が勝利という結果に向けて再びまとまるきっかけを作り、千砂都が改めてマルガレーテに勝つための練習メニューを作成したところで9話はエンディングに入ります。まとめると2期のここまでのLiella!は

・「優勝したい」「スクールアイドル活動をしっかりと楽しみ、根付かせたい」という2つの想いをベースに活動

・改めて優勝を目指して頑張っていくことを決意(2話)

・2年生と1年生の実力差にもしっかりと向き合うことを確認(5〜6話)

ラブライブへマルガレーテ登場。優勝のハードルの高さを思い知り、無理しすぎない方向でまとまりかける(9話前半)

・すみれの絶対に負けなくないという想いと1年生の覚悟が確認でき、打倒マルガレーテの決意を新たにする(9話後半)

このような変遷を辿ってると言えます。

すみれが行動を起こさなければ9話前半時点がLiella!としての最終的なスタンスとなり、その場合おそらくマルガレーテには勝てなかったんじゃないかと思います。可可はもしかしたらそれでも良いと割り切っていたかもしれませんが、最初に「優勝を目指す」と決めた以上、そして可可が負けた場合には帰国させられることになっていただろうというのを考えると、かのんを始めとするLiella!のメンバーは本当に悔いを残さなかったのか、「あそこで1年生に猛特訓させるべきだったんじゃないか」とならなかったのかについて、少なくとも「ノー」と断言できる状態ではなかったはずです。これらは結局Liella!として「勝ちを目指すこと」にどのくらいの重きを置くべきかという部分で迷いが残っていたことの表れということになりますが、その迷いがすみれを動かし、1年生を動かし、そしてLiella!を動かしたという点で2期9話は意味も価値もしっかりあるエピソードであったと主張しておきます。

 

そして、2期10話のラブライブ!東京大会で対マルガレーテに披露されたのが「Sing!Shine!Smile!」です。この楽曲では、Liella!の9人がステージ上に横一列で並びながらパフォーマンスするという構成になっており、それゆえに振り付けのキレにバラつきがあると全体としての見栄えも良くなくなってしまうのですが、そこが綺麗に揃っていることでLiella!のスタンスとここまでの歩みを示してくれたのも9話からの流れとして非常に大きかったと思っています。

 

というわけで、ここまで2期9話を中心にLiella!の歩み、あり方の変遷を辿ってきました。いよいよ来月には3期の放送も始まりますが、2期ではLiella!の前に立ちはだかる敵であったマルガレーテや、夏美の妹の冬毬が加入することで、Liella!にどのような変化が生じてくるのか、とても楽しみにしながら6日の初回放送を待ちたいと思います。

*1:ここでは1期生の5人を指す

*2:2期8話で描かれた『Chance Day, Chance Way!』のステージ

*3:夏美加入後

*4:ここでサニパが負けたと言ったのがどういう状況かは不明。仮にマルガレーテだけがサニパを順位的に上回ったのだとすればレギュレーション的にサニパも突破はできそうなので、おそらく直後に圧倒的なパフォーマンスをされたことで自分たちの印象が霞んでしまったようなイメージかと思われる

*5:元々マルガレーテは中学生として出てきており、Liella!としてはラブライブでの対戦を想定していなかった可能性もある

*6:かのんは「1年生は頑張っている」とフォローするような発言をしたものの、そこでも実力差自体については否定しなかった

*7:厳密には可可に「決勝進出は難しいか」と問われたことに「多分(難しい)」と返答するような形

*8:具体的にどのような調整を行うかは作中で言及されていないが、かのんが千砂都と可可に練習メニューの調整を依頼していることから、1年生が頑張りすぎてしまうのを嫌がっている可可の意向が反映されたであろうことは容易に推察できる

*9:今回のラブライブ!で結果を残さなければ上海に帰国させられる

*10:正確には帰宅中に着いて行った

*11:これはすみれという人物そのものが嫌いなのではなく、すみれの中でこういう部分が嫌だというニュアンス

虹ヶ咲6thライブ スクールアイドル別個人採点・寸評

※採点に関してはネタ要素強めです

 

12/23・24・1/13・14の4日間、2都市で行われた虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会6thライブ「I love You ⇆ You love Me」が千秋楽を迎えました。

僕自身としては12/23の愛知公演Day1と1/13・14の神奈川公演両日に現地で参加、12/24の愛知公演Day2には配信で参加し、ニジガクメンバーとの愛の交換をさせていただきました。

スクスタが昨年6月にサービス終了を迎えてから初のナンバリングライブということで、正直楽曲との向き合い方などで不安に感じる部分もあったのですが、終わってみればとにかく楽しくて、愛に溢れた最高の4日間で、改めて「虹ヶ咲が大好き」という気持ちを強く実感できる素晴らしいライブだったと思います。

 

というわけで、各スクールアイドルのプレー(?)ぶりを振り返って行きたいと思います。(採点についてはサッカーの選手への採点をイメージしています。)

 

もはや迫力を感じさせるパフォーマンス。ステージ上の歩夢を観客席にいる「あなた」が観ているというよりは、観客席の「あなた」をステージ上にいる歩夢が観ているのだと感じ取らせるあの演出は彼女にしかできないだろう。

 

歩夢に関しては、初期の頃の印象と比べると本当に強く逞しいスクールアイドルになったと思っていて、それは大西亜玖璃さんの表現力が進化し続けているからこそでしょうし、そこの過程をずっと見てこられたのは虹ヶ咲オタクとしての誇りです。

KMFや1stライブの頃の大西さんを知っている人であれば、彼女が口にする「Say Good-Bye 涙」という言葉の重さがわかるはずですし、μ'sの新田恵海さんやAqours伊波杏樹さんと同様に「シリーズの顔」としてこの上ない振る舞いを見せてくれていると思っています。

 

愛知公演ではアンコールメーターで集めたハートを溢すというやらかしがあったものの、4日間を通して「先輩」への愛を目一杯に伝えようとする姿には心打たれるものがあった。

 

相良茉優さんはかすみでいる時は徹底してかすみらしく振る舞いますし、ステージにしてもMCにしてもずっと安心して見ていられる感じがします。

「スクスタもアニガサキも大切にする」ということに関しては全てのメンバーがそのような姿勢を示し続けてくれていると思うのですが、特に相良さんはMCなどでそれをちゃんと言葉にすることが多いので、1ファンとしてもすごくありがたかったりします。

 

「あざとさ」という新境地で大女優としてのプライドを見せつけた。生首アニメでも侑やミアに対して積極的にアピールするなど、存在感を示し続けることに成功していた。

 

今回のしずくはステータス的にいえば「あざとさ」の方向に全振りであり、表現としての塩梅が難しそうに思えたのですが、前田佳織里さんのステージメイキングは見事にハマっていたと思います。

あの衣装やあの髪型をきっちり再現してくれただけでも感謝なのですが、歌やダンスといったパフォーマンスの面においても曲のコンセプトをよく表現していて、前田さんの役者としての実力に舌を巻きました。

 

いつも通りの安定感。ライブでのパフォーマンスだけでなく、MCやトロッコ上での振る舞い(愛知公演)においても観客を沸かせるところはさすがの一言。

 

虹ヶ咲キャストの今の関係性があるのは、久保田未夢さんの功績がかなり大きいと思っていて、最年長かつ芸歴も一番長い彼女が「みんなのお姉さん」として虹ヶ咲を支え続けてくれたんだなというのが今回のライブでも随所に滲み出ていたような気がします。

「朝香果林ならどうするか」と「何をすればオタクは喜ぶか」を両方考えて実行するところは、伊達に長く声優アイドルを続けてないなと思わされます。

 

良い意味での「普通さ」が際立った。宮下愛という才色兼備なヒロインが恋愛では等身大を求めるというギャップは観客席の「キミ」の心を見事に掴んだといえる。

 

愛知公演で見せた田中ちえ美さんへの思いやりは4公演の中でも特に印象的なシーンだったと思います。「努力の天才」である村上奈津実さんだからこそ、他のメンバーの良いところをよく知っているのだと思いますし、そうしたところの関係性はとても素敵に感じます。

神奈川2日目のコーレスでW脳破壊を喰らっていたところは正直笑いました。

 

パフォーマンス、楽曲、それらに乗せられている文脈のすべてがあまりにも愛おしすぎた。例の振り付けに対しては思わず大声を上げてしまった。

 

鬼頭明里さんはやはり成功すべくして成功している声優なんだなというのがよくわかるパフォーマンスでした。近江彼方の魅力をステージ上であそこまで見事に表現し切るのは素直に脱帽です。

例の振り付けを入れたところといい、衣装の再現度といい、ただ「仕事の1つ」としてやっているだけなら絶対にできないであろうことを当たり前のようにやってくれるので、虹ヶ咲オタクとしては本当に感謝しかないです。

 

虹ヶ咲のエース健在といった感じ。会場の空気を一気に持って行くところは、まさしく優木せつ菜の真骨頂とも言える部分。ライブ全体を通してパフォーマンスが冴え渡っていた。

 

林鼓子さんには「せつ菜になってくれてありがとう」と言いたいです。この4日間のライブがとにかく楽しいと思えたのは彼女がせつ菜として最高のパフォーマンスを見せてくれたからというのが大きいですし、改めて「優木せつ菜を推してきて本当に良かった」と思えた瞬間でもありました。

彼女は本当に難しい役回りだったと思うのですが、そのことを感じさせず、元気に満ち溢れたせつ菜としての振る舞いをしてくれてることには頭が上がらない思いですし、今後も林さんのせつ菜を応援し続けたいという気持ちで胸がいっぱいです。

 

神奈川公演ではまさかのアンコールメーターに集まったハートをつまみ食いに見せかけドカ食いするという暴挙。パフォーマンスは良かっただけに、こういった部分で失点してしまうのは非常に惜しい。

 

高音が気持ちいい指出毬亜さんの歌声をKアリーナの良音響で味わうことができたのはすごく良かったです。指出さんのあの独特な雰囲気は唯一無二ですし、エマ・ヴェルデというスクールアイドルを演じる上では天性のそれだと感じます。

最年少の林鼓子さんが芸歴もそこそこあってしっかり者なので、指出さんの末っ子感がより増していたような気もしています。

 

愛知公演では声が出せないというアクシデントに見舞われるも動きや仕草でカバー。声が戻った神奈川公演では愛おしさMAXの天王寺璃奈を見せた。

 

田中ちえ美さんは天王寺璃奈として常に最高のパフォーマンスを見せてくれており、それは決して「歌声の再現度や安定感がすごい」というだけでなく、ステージ上での表情の作り方やMCでの言葉の紡ぎ方でもそうなんだと思います。

愛知公演は本人としても悔しかったでしょうし、理想はもちろん万全な状態でのパフォーマンスをすることなのは間違いないですが、この4日間を通じて「天王寺璃奈」というスクールアイドルの解像度がより高まった気がしていて、そこはとても良かったと感じます。

 

  • 三船栞子 (CV小泉萌香)  7.5 MOM

4日間を通して、非常に深くて消えることのない"痕"を残してきた。特に千秋楽の破壊力は凄まじく、あの場にいた全員が栞子のものにされたと言っても過言ではない。

 

端的に申し上げて、小泉萌香さんは人間としてすごく素敵な方だなと思います。高身長の美人なのでまず見た目に目が行くのはあるのですが、やはりライブでいろんな場面での振る舞いを見ることができるからこそ、より魅力的に感じられる気がします。

いまやメンバーの追加というのがラブライブの中でそれほど珍しいことでも無くなってきていますが、一番最初の「追加メンバー」だった彼女があれだけ愛を持って虹ヶ咲に関わってくれてることにシリーズのファンとしても最大限の感謝を示したいです。

 

  • ミア・テイラー (CV内田秀)  6.5

Feel AliveでのシャウトやLemonadeでのキックボードを使ったパフォーマンスなど、とにかく目を引くところが多かった。作曲だけでなく自らの歌唱においても高いクオリティを示せることを証明。

 

何気に加入当初から「実は凄いのでは」と内田秀さんについては思っていたのですが、やはり凄かったというのが率直な感想です。

本人のキャラクター的には「犬っぽい」と言われることもあるように、どちらかというとかわいらしい感じなのですが、ステージ上での彼女については圧倒的にかっこいいと思える部分が強く、そのギャップも彼女の魅力の一つなのだと思っています。

 

  • 鐘嵐珠 (CV法元明菜)  7.0

堂々たるパフォーマンスで会場を席巻。派手な演出に埋もれないどころかそれすらも"引き立て役"にしてしまう圧倒的な存在感はまさしくスクールアイドル・鐘嵐珠の姿に相応しいものだった。

 

元々歌もダンスもそれほど得意な方ではないようなことを話していた法元明菜さんですが、今回のライブにおける彼女のパフォーマンスは「歌もダンスも圧倒的」と言われるランジュのそれとして完璧に近かったと思います。

法元さんに対する個人的な印象は「すごく熱い人」といった感じでその部分がランジュらしいと思っていたのですが、今回はその熱さに加えてクオリティの面でもランジュらしさを表現してきており、底知れなさみたいなものを感じました。

 

応援出演

ファン代表として幕間で愛を伝えたり、一部のステージでは自らがステージに上がりファンからの愛を受け取ったりと大忙し。"スクスタ"、"アニガサキ"といった時空にとらわれない活躍の方法を模索していた。

 

個人的な意見にはなりますが、僕としては侑を「アニガサキ時空じゃないから」といって変にアンタッチャブルに扱うよりも、12人のスクールアイドルとは別のもう1人のニジガクメンバーとしていろんな場面で活躍してもらうのは良いと思っていて、今回のライブもその点に関しては良かったと思います。

せっかく矢野妃菜喜さんという素晴らしい人材を確保できたわけですから、そこはポジティブに活用されるべきですし、矢野さんがいるからこそ見られた景色もたくさんあると思っているので、今後もいろんな可能性を模索していってほしいです。

 

総評

4日間を通して「愛の交換」というコンセプトに相応しい愛に溢れたライブだったと思います。各キャストのパフォーマンス力が上がったことで、今まで以上にキャラクターとしての表現や紡いできた文脈に注目して見ることができましたし、改めて虹ヶ咲を好きでいてこれてよかったと思える内容で、今後も応援したいという気持ちをより一層強くしました。

2023年を振り返る Part4

2023年を振り返る Part1 - よしのきららのブログ

2023年を振り返る Part2 - よしのきららのブログ

2023年を振り返る Part3 - よしのきららのブログ

こちらの続きになります。

 

今回は10月〜12月を振り返っていきます。

 

 

10月

  • 8日

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イナズマロックフェス2023(2日目)

Liella!が名だたる一般アーティストの面々と遜色のないパフォーマンスを見せていたのがファンとして嬉しかったです。

 

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明治安田生命J1リーグ 第30節「川崎F-福岡」

逆転に次ぐ再逆転、最後はATの2発で川崎勝利という非常に面白いゲームが見られました。

 

  • 21日

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明治安田生命J1リーグ 第30節「神戸-鹿島」

国立でのヴィッセル神戸のホームゲーム。結果的に優勝することになる神戸のゲームなだけあって、インテンシティが高く見応え抜群の試合でした。

 

  • 28日

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明治安田生命J2リーグ 第40節「磐田-東京V」

昇格争い直接対決。1時間早く開催されていたゲームで清水が負けたこともあり、特に後半は異様な雰囲気の中お互いに1点を取り合いドロー。この時は「痛み分け」かと思いましたが…笑。

 

11月

  • 4日

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バンドリ12thライブ(Day2) MyGO!!!!!「ちいさな一瞬」

バンドリのライブは初めてでしたが、想像以上に素晴らしかったです。MyGO!!!!!も推していきたい。

 

  • 11日

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明治安田生命J3リーグ 第35節「YS横浜-沼津」

"中山アスル"を初観戦。アウェイでしたが沼津サポーターが結構来ていて驚きました。

 

  • 12日

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明治安田生命J2リーグ 第42節「栃木-磐田」

もう最高です。観に行って本当に良かった。ありがとう横内磐田。ブラボー!!!!👏👏👏

 

  • 18日

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蓮ノ空1stライブ「RUN!CAN!FUN!」東京公演(Day1)

OPライブの時から質も量もさらにパワーアップしていて凄かったです。蓮ノ空の今後が非常に楽しみになるライブでした。

 

  • 19日

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明治安田生命J3リーグ 第36節「沼津-讃岐」

コロナ禍の20、21シーズンを除き、18シーズン以降毎年行われているラブライブ!サンシャイン!!とのコラボ試合。試合前のイベントは盛り上がりましたが、肝心の試合が……。2024でリベンジしてほしい。

 

  • 24日

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明治安田生命J1リーグ 第33節「川崎F-鹿島」

川崎のリーグでのホーム最終戦。寒い中ですが、快勝だったこともあり良い雰囲気の中セレモニーが行われていました。

 

  • 26日

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J1昇格プレーオフ 準決勝「東京V-千葉」

高みの見物…というわけではありませんが、予定的に観に行けたので観戦。やはりリーグ戦とは違った緊張感があり、第三者ながら非常に面白い試合でした。

 

12月

  • 9日

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天皇杯 決勝「川崎F-柏」

今季追っていた川崎のタイトルがかかった試合ということもあり、チケットを手に入れて観戦。下記により最後まで見ることはできませんでしたが、決勝戦らしいレベルの高い試合で行って良かったと思える内容でした。

 

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異次元フェス アイドルマスター★♥︎ラブライブ!歌合戦(Day1)

近年を代表する神イベントといっても過言では無い素晴らしいライブでした。ここまでのイベントを作り上げてくれた全ての関係者の方々に感謝と敬意を表したいです。天皇杯を最後まで観られなかった悲しみも吹き飛びました。

 

  • 16日

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幻日のヨハネ「The Story of the Sound of Heart」(Day2)

異次元フェスの余韻がだいぶ残る中での参加でしたが、作品の世界観を大切にしたライブで満足度は高かったです。

 

  • 22日

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楠木ともりBDライブ2023「back to back」

過去最大規模、一夜限りのBDライブということもあり、今までで最高の盛り上がりだったように感じます。"シンガーソングライター"としての楠木さんのさらなる進化を感じられて、今後にますます期待です。

 

  • 23日

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虹ヶ咲6thライブ「I love You ⇆ You love Me」愛知公演(Day1)

やっぱり自分は「虹ヶ咲」が大好きなんだということを改めて実感できる最高のライブでした。

 

 

 

というわけで全4回に分けて2023年に参加したイベントを振り返ってきました。2023年はライブ、サッカー観戦等を合わせて55イベントに参加しており、非常に充実した1年だったと感じます。もう2024年になっていますが、今年もまた多くのイベントに参加することになりそうで、そこで何を見て、何を感じることになるのか、これから先への期待を抱きながら本稿の締めとさせていただきます。

自分で見返す用の備忘録として書いた感じの文章ですが、ここまで見てくださった方がいらっしゃればありがとうございます。