ラブライブ!スーパースター!!2期9話とは結局何だったのか

みなさん、こんにちは。

久々のブログ記事更新です。

今回は3期の放送直前ということで、2期9話を中心にラブライブ!スーパースター!!におけるLiella!の歩みについて掘り下げようという内容です。

 

現在、公式でも坂倉花さんによる各話の解説動画が更新されていますので、そちらもあわせて見てもらえればと思います。(9/22時点では2期7話まで更新済み)

 

(とりあえず2期9話に関しては後出しジャンケンにならなくてよかった)

 

今まで個人的に同作品について語った記事はこちらから↓

ラブライブ!スーパースター‼︎2期を自分なりに噛み砕いていく〜自分にしかできない見方を〜 - よしのきららのブログ

Liella!メンバーについてじっくり考えたい「澁谷かのん・唐可可」編 - よしのきららのブログ

Liella!メンバーについてじっくり考えたい「平安名すみれ・嵐千砂都・葉月恋」編 - よしのきららのブログ

Liella!メンバーについてじっくり考えたい「桜小路きな子・米女メイ・若菜四季・鬼塚夏美」編 - よしのきららのブログ

 

目次のようなもの

  • なぜ2期9話に焦点を当てるのか
  • Liella!が置かれていた状況
  • マルガレーテの登場とLiella!の立場
  • 2年生の現状認識と対応
  • 平安名すみれが起こした行動の意味と価値
  • 引き出された1年生の覚悟

 

 

なぜ2期9話に焦点を当てるのか

さて、今回は記事のタイトルにもある通り2期9話を中心に掘り下げていくわけですが、そもそもなぜこのエピソードなのかということについてまずは話していきたいと思います。

最初にラブライブ!スーパースター!!がどういう話なのかというところからになりますが、これは今まで散々ブログやX(Twitter)でも語ってきた通り、1期でSunny Passionに敗れたことで「負けることの意味」を知ったLiella!*1が、「勝ちたい」というのと「(スクールアイドル活動を)楽しもう」という2つの気持ちを抱えながら前に進んでいくというものです。

この2つというのは、「勝ちたい」という気持ちを最優先にするのであれば「楽しむ」というスタンスをどこかに置かなければならない場面があり、一方で「楽しもう」という気持ちを最優先にするのであれば「勝ちに行く」というスタンスには傾倒しきれないというように、100%の両立が難しいものであると言わざるを得ません。そのため、「どちらをどの程度まで優先すべきか」のような問題がLiella!には常について回ることになります。これは別に「どちらの方がより大事か」ということの結論を出そうとしているわけではなく、あくまでLiella!の活動目標として「自分たちがどうしたいのか」を考え続けていくわけです。

こうしたところから、ラブライブ!スーパースター!!という作品(特に2期)を通して見た時にはLiella!の「迷い」のようなものが1つのテーマになっているということができ、それこそが今回2期9話を中心に見て行こうとする理由になってきます。つまり2期9話というのはこの「迷い」が大きく物語を動かす回であり、作品全体のテーマに対して正面から描かれる非常に重要なエピソードとなっています。

 

Liella!が置かれていた状況

この2期9話を迎えるにあたって、Liella!がどういう状況にあったのかということについて整理していきたいと思います。"クーカー"から活動が始まり2年目を迎えていたLiella!は、1年生4人を新たに加え、目標であるラブライブ優勝に向かってまずは最初の地区予選*2を突破していきます。ここまでにLiella!は「1年生を迎え入れる(2期1話)」「優勝を目標に日々の練習に取り組む(2期2話)」「1年生の成長したいという気持ちを尊重し別行動を許可(2期5話)」といった感じで基本的な方向性を決めており、それに基づいて活動している様子が一貫して描かれてきました。

前述した通り、Sunny Passionに敗れたことでLiella!としての目標が「勝つこと」としてはっきりと定まってくるわけですが、この目標はSunny Passionに敗れる経験をしていない1年生にも十分浸透していたと言えます。例えば2話できな子が「きな子も、やっぱりLiella!さんたちと優勝目指して頑張りたい」と発言していたり、6話でメイが「Liella!の力になれないならスクールアイドルやるつもりはない」と発言していたりするところからもわかるように、「勝ちたい」「そのためにレベルアップしたい」という思いは1年生も同じであるということです。つまり、少なくともこの時点*39人が優勝という目標に関してはしっかり見据えることができていたという点をまずは押さえておく必要があります。

一方でひとことに「優勝が目標」といっても、なぜ優勝したいのかであったり、優勝という結果に対してどこまで強くこだわっているのかといった部分に関してはなかなかすぐに結論が出るものでもありません。よくスポーツなどでも「勝てれば何でも良いのか」というような言われ方をすることがありますが、同じようにとにかく結果だけにこだわるのか、結果を出す過程も重視するのかというテーマはラブライブ!においても例外ではありません。自分はサッカーを見るのが好きなのでサッカーに例えた話をしますが、例えばロングボールやロングスローを多用し、時には時間稼ぎなどもしながら結果を出すことに徹底的にこだわるのか、あるいはしっかりとパスを繋ぎ、相手を上回る技量を見せながら「美しく勝つ」ということを目標とするのかについてはどちらが良い、好きなどさまざまな意見が存在します。結局、Liella!が2期8話までの時点で方針を決めているといっても、それは言ってしまえば「勝ちを目指す」という大方針を決めていただけにすぎなかったということです。

 

マルガレーテの登場とLiella!の立場

ここからいよいよ今回の本題である2期9話の内容に入っていきたいと思います。ラブライブ!の最初の地区予選を無事に突破したLiella!でしたが、そこに衝撃的なニュースが入ってきます。それは2年生にとっては前年度に苦杯を喫した相手であり、それ以降「乗り越えるべきライバル」としてずっと見据えてきたSunny Passionが地区予選でまさかの敗退という結果に終わったというものです。さすがに動揺を隠しきれないLiella!でしたが、そのSunny Passionが負けたというのが自分たちも3話の代々木スクールアイドルフェスで辛酸を舐めた相手であるウィーン・マルガレーテであることがわかります*4。Liella!からすればずっと目標としていたライバルの敗北は衝撃的であったと同時に、「そのライバルを倒した相手」でなおかつ「自分たちも一度敗れた相手」に勝負を挑まなくてはいけないという状況に立たされた*5ということになります。

このように今までと状況が変わってしまったことに対して、メンバーの間でも危機感が広がっていきます。まず、問題提起をしたのは部長の千砂都でした。ラブライブ!地区予選で披露した『Chance Day, Chance Way!』の映像を2年生に見せ、「まだ(2年生と1年生との間で)かなり実力差がある」ということを指摘します。そして、その直後の会話でこのことは2年生全体の共通認識であることも判明します*6。さらに千砂都は「このままだと決勝進出は難しい」という旨の発言もしており*7、ここで今までも優勝を目指して取り組んできたものの、相手のレベルが想定以上であったことから、何かを変えない限りLiella!が勝つことは難しいということが視聴者にもわかるようにはっきりと示されます。

誤解を恐れずに言えば、ここの部分は視聴者の目線で「苦味」を感じるポイントだったとも思います。物語としては2話や6話で描かれたことが「正解」とされるような形で、そのままサニパを倒す展開というのが一番美しくてカタルシスを感じやすかったのではないかと考えられます。しかし、前述したように「勝ちたい」という思いにもいろんな種類があり、それらは簡単にまとめられてしまうものではありません。2話や6話の展開は個人的にも好きではありますが、あれだけが優勝という目標や実力差という課題に対する「最適解」として描かれてしまうのであれば、個人的にラブライブ!スーパースター!!はなんだか物足りないアニメになっていたように感じます。しかし、そうはなっていません。それこそが2期9話で描かれたことの価値であり、この記事を書いた理由でもあります。

 

2年生の現状認識と対応

マルガレーテの登場によって、どうやらこのままではラブライブ決勝進出は難しそうというのがわかったところまで来ました。そこですみれが部長の千砂都に対して「1年生に猛特訓をさせるべきか」という旨の確認をとります。ようするに、現状から何かを変えなければ結果を出せなさそうなので、「1年生の猛特訓」という変化をつけてラブライブに挑めばいいんじゃないかという話になるわけです。しかし、ここで口を開いたのが可可でした。「話さなくていいと思います。1年生は頑張ってます。今話したらきっと、頑張りすぎてしまう気がします」というセリフから分かるように、可可のスタンスとしては「無理をして頑張って、歌うのが辛くなるくらいなら結果を意識しすぎない方がよい」といった感じで、あくまで「みんなで楽しく歌うこと」がもっとも大事であるということです。

この可可のスタンスは、Sunny Passionに負けたあとのLiella!が大切にしてきた姿勢のうちの「スクールアイドル活動を楽しもう」という方に該当しており、実際にかのんがいち早く「私も賛成」と同じ考え方であることを伝えています。また、その直後に千砂都が練習メニューの見直しについて言及していますが、これもそこまでの流れを考えればすみれが言ったような「猛特訓」を1年生にさせるのではなく、どちらかというと1年生が頑張りすぎない範囲での調整であることが伺えます*8。2話と違い、ラブライブに優勝するという目標自体を取り下げたわけではなかったと思いますが、マルガレーテのことを意識しすぎないくらいのスタンスではあったと考えられます。

おそらく、この時の2年生は、マルガレーテに勝つには多少無理をしなくてはいけないという認識を持っており、この時の論点は「多少無理をしてでもラブライブ優勝を目指すべきなのか」ということだったと思います。しかし、先述してきたようにLiella!にとっては「ラブライブ!で優勝すること」だけが目標なのではなく、「スクールアイドル活動をしっかりと楽しむこと」も大切にするべき姿勢であると考えており、少なくとも後者を犠牲にして前者を取りに行くようなことはしないというのがこの時出された結論だったというわけです。

 

平安名すみれが起こした行動の意味と価値

このように、ラブライブ!優勝についてはLiella!にとって他の大切なことを犠牲にしてまで目指すようなことではないというのを改めて確認する形になったここまでの展開でしたが、一人だけ違う考えを持った人物がいました。それがすみれです。彼女は唯一可可の事情*9を把握しており、それゆえに今回のラブライブ!を「絶対に負けてはいけないもの」として認識していました。そこで、すみれはまず2年生だけでの話し合いの後に可可個人のもとへ行き*10「(可可は本当にそれで)いいの?」と尋ねることにします。おそらくこの時すみれは、可可が1年生に気を使って「無理をさせたくない」と話しており、可可自身は帰国させられなくないので本当は絶対に勝ちたいはずだと思ってると考えての行動だったのでしょう。しかし、すみれのそういうところを嫌ってる*11可可には「すみれには関係ない」と一蹴されてしまいます。

こうなってしまうとラブライブ!にどうしても勝たなくてはいけないと考えるすみれにとって、できることの選択肢はかなり限られてくると言わざるを得ません。そして彼女は行動に移ります。1年生に猛特訓させるという選択肢は無くなった、それでもラブライブ!には絶対に勝ちたい、そう考えたすみれは「(レベルの高い)2年生だけでステージに立つ」という提案をしたわけです。その後のかのんの反応を見てもわかる通り、これは今までのLiella!の歩みや大切にしてきたことを考えてもあり得ない選択肢です。すみれの提案はまさしく「結果」だけしか考えておらず、ここまで散々述べてきたようにLiella!は別にラブライブ!での結果だけを目標に活動したわけではないので、すみれのこの時の提案は「とんでもないもの」だということに異論を挟める余地はありません。

しかし、一方でその後のかのんとのやりとりがわかりやすいですが、かのん「そんなにあの子(マルガレーテ)が怖いの?」すみれ「当たり前でしょ」かのん「だからって必ず負けると決まったわけじゃないでしょ」とあるように、ここまでの話の流れでLiella!が結果を必要以上に意識することなく(むしろ負けるのは仕方ないとも取れるような姿勢で)東京予選に挑もうとしていたのは明白であり、本当にそのまま行って後悔がなかったのかについてはしっかりと考えるべきポイントであると言えます。可可に関しては「ここで負けて帰国することになっていたらそれは仕方ない」くらいの覚悟を決めていたかもしれませんが、他のメンバーは本当にその結果を受け入れられたのか、可可の事情をすみれ以外は知らなかったというのを考えるとなおさらそのことには疑問符がつきます。少なくともすみれの行動には、この点について考えるためのきっかけとしての価値はあったと言えます。

しかしやはりすみれ側の提案や言い方にも問題はあります。この後「私はね、ショウビジネスの世界に返り咲きたいの」言って悪者になりきり、かのんのビンタ直前まで行ったことに関しては個人的にもすみれが良くなかったと思いますし、場合によってはLiella!崩壊もあり得るような危険な綱渡りだったと感じます。ようするに、この時点での自分なりの感想としてはすみれが早く本当の想いを伝えるべきとなりましたし、そうしなければLiella!にとって結果も過程も良いものにはならなかっただろうという解釈です。

 

引き出された1年生の覚悟

話の対象を少し移します。

すみれが1年生を外すという提案をした時の1年生本人たちの反応はどちらかというと「やっぱりそうですよね」といった感じで、ある程度そう言われるのを予想できていたように見えました。元々、1年生には2年生との差を気にするような描写が多く、それこそ6話の1年生による北海道合宿も自分たちの発案であり、「実力差をなんとかしたい」という気持ちはずっと見せ続けます。しかしそれでも、実力差が埋まらずにすみれの提案を受けたことに対して、どこか申し訳なさそうにしているのが印象的でした。おそらく、これに関しては2年生からすると若干予想外だった気がしていて、そのくらい1年生は1年生で結果を出すことに対して強い気持ちがあったのだと思います。

それが決定的になったのがすみれの家の神社でのシーンです。その前のところでメイが「それでいいのかな。(中略)本当はすみれ先輩と同じくらい勝ちたいって」と発言しており、すみれのところへ行ってからは4人で「次のステージには立たない。東京大会は2年生5人で私たちに勝つところを見せてほしい」と自分たちの思いを伝えました。1年生は元々2年生が考えていた以上に勝利という結果の部分に真剣であり、そのことをすみれをはじめとした2年生が知ることになったという点でもここは重要なシーンだったといえます。逆にすみれからすれば、そんな1年生の思いと覚悟を知ってしまえばとても「1年生を外すべき」なんてことを言い続けられなくなり、どうしようもなくなってその後の可可とのやりとりに繋がってくるわけですが。

 

結果的に、すみれは「(可可と)3年間一緒にスクールアイドルやりきりたいの」と正しく自分の想いを伝えたことで、Liella!9人が勝利という結果に向けて再びまとまるきっかけを作り、千砂都が改めてマルガレーテに勝つための練習メニューを作成したところで9話はエンディングに入ります。まとめると2期のここまでのLiella!は

・「優勝したい」「スクールアイドル活動をしっかりと楽しみ、根付かせたい」という2つの想いをベースに活動

・改めて優勝を目指して頑張っていくことを決意(2話)

・2年生と1年生の実力差にもしっかりと向き合うことを確認(5〜6話)

ラブライブへマルガレーテ登場。優勝のハードルの高さを思い知り、無理しすぎない方向でまとまりかける(9話前半)

・すみれの絶対に負けなくないという想いと1年生の覚悟が確認でき、打倒マルガレーテの決意を新たにする(9話後半)

このような変遷を辿ってると言えます。

すみれが行動を起こさなければ9話前半時点がLiella!としての最終的なスタンスとなり、その場合おそらくマルガレーテには勝てなかったんじゃないかと思います。可可はもしかしたらそれでも良いと割り切っていたかもしれませんが、最初に「優勝を目指す」と決めた以上、そして可可が負けた場合には帰国させられることになっていただろうというのを考えると、かのんを始めとするLiella!のメンバーは本当に悔いを残さなかったのか、「あそこで1年生に猛特訓させるべきだったんじゃないか」とならなかったのかについて、少なくとも「ノー」と断言できる状態ではなかったはずです。これらは結局Liella!として「勝ちを目指すこと」にどのくらいの重きを置くべきかという部分で迷いが残っていたことの表れということになりますが、その迷いがすみれを動かし、1年生を動かし、そしてLiella!を動かしたという点で2期9話は意味も価値もしっかりあるエピソードであったと主張しておきます。

 

そして、2期10話のラブライブ!東京大会で対マルガレーテに披露されたのが「Sing!Shine!Smile!」です。この楽曲では、Liella!の9人がステージ上に横一列で並びながらパフォーマンスするという構成になっており、それゆえに振り付けのキレにバラつきがあると全体としての見栄えも良くなくなってしまうのですが、そこが綺麗に揃っていることでLiella!のスタンスとここまでの歩みを示してくれたのも9話からの流れとして非常に大きかったと思っています。

 

というわけで、ここまで2期9話を中心にLiella!の歩み、あり方の変遷を辿ってきました。いよいよ来月には3期の放送も始まりますが、2期ではLiella!の前に立ちはだかる敵であったマルガレーテや、夏美の妹の冬毬が加入することで、Liella!にどのような変化が生じてくるのか、とても楽しみにしながら6日の初回放送を待ちたいと思います。

*1:ここでは1期生の5人を指す

*2:2期8話で描かれた『Chance Day, Chance Way!』のステージ

*3:夏美加入後

*4:ここでサニパが負けたと言ったのがどういう状況かは不明。仮にマルガレーテだけがサニパを順位的に上回ったのだとすればレギュレーション的にサニパも突破はできそうなので、おそらく直後に圧倒的なパフォーマンスをされたことで自分たちの印象が霞んでしまったようなイメージかと思われる

*5:元々マルガレーテは中学生として出てきており、Liella!としてはラブライブでの対戦を想定していなかった可能性もある

*6:かのんは「1年生は頑張っている」とフォローするような発言をしたものの、そこでも実力差自体については否定しなかった

*7:厳密には可可に「決勝進出は難しいか」と問われたことに「多分(難しい)」と返答するような形

*8:具体的にどのような調整を行うかは作中で言及されていないが、かのんが千砂都と可可に練習メニューの調整を依頼していることから、1年生が頑張りすぎてしまうのを嫌がっている可可の意向が反映されたであろうことは容易に推察できる

*9:今回のラブライブ!で結果を残さなければ上海に帰国させられる

*10:正確には帰宅中に着いて行った

*11:これはすみれという人物そのものが嫌いなのではなく、すみれの中でこういう部分が嫌だというニュアンス

虹ヶ咲6thライブ スクールアイドル別個人採点・寸評

※採点に関してはネタ要素強めです

 

12/23・24・1/13・14の4日間、2都市で行われた虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会6thライブ「I love You ⇆ You love Me」が千秋楽を迎えました。

僕自身としては12/23の愛知公演Day1と1/13・14の神奈川公演両日に現地で参加、12/24の愛知公演Day2には配信で参加し、ニジガクメンバーとの愛の交換をさせていただきました。

スクスタが昨年6月にサービス終了を迎えてから初のナンバリングライブということで、正直楽曲との向き合い方などで不安に感じる部分もあったのですが、終わってみればとにかく楽しくて、愛に溢れた最高の4日間で、改めて「虹ヶ咲が大好き」という気持ちを強く実感できる素晴らしいライブだったと思います。

 

というわけで、各スクールアイドルのプレー(?)ぶりを振り返って行きたいと思います。(採点についてはサッカーの選手への採点をイメージしています。)

 

もはや迫力を感じさせるパフォーマンス。ステージ上の歩夢を観客席にいる「あなた」が観ているというよりは、観客席の「あなた」をステージ上にいる歩夢が観ているのだと感じ取らせるあの演出は彼女にしかできないだろう。

 

歩夢に関しては、初期の頃の印象と比べると本当に強く逞しいスクールアイドルになったと思っていて、それは大西亜玖璃さんの表現力が進化し続けているからこそでしょうし、そこの過程をずっと見てこられたのは虹ヶ咲オタクとしての誇りです。

KMFや1stライブの頃の大西さんを知っている人であれば、彼女が口にする「Say Good-Bye 涙」という言葉の重さがわかるはずですし、μ'sの新田恵海さんやAqours伊波杏樹さんと同様に「シリーズの顔」としてこの上ない振る舞いを見せてくれていると思っています。

 

愛知公演ではアンコールメーターで集めたハートを溢すというやらかしがあったものの、4日間を通して「先輩」への愛を目一杯に伝えようとする姿には心打たれるものがあった。

 

相良茉優さんはかすみでいる時は徹底してかすみらしく振る舞いますし、ステージにしてもMCにしてもずっと安心して見ていられる感じがします。

「スクスタもアニガサキも大切にする」ということに関しては全てのメンバーがそのような姿勢を示し続けてくれていると思うのですが、特に相良さんはMCなどでそれをちゃんと言葉にすることが多いので、1ファンとしてもすごくありがたかったりします。

 

「あざとさ」という新境地で大女優としてのプライドを見せつけた。生首アニメでも侑やミアに対して積極的にアピールするなど、存在感を示し続けることに成功していた。

 

今回のしずくはステータス的にいえば「あざとさ」の方向に全振りであり、表現としての塩梅が難しそうに思えたのですが、前田佳織里さんのステージメイキングは見事にハマっていたと思います。

あの衣装やあの髪型をきっちり再現してくれただけでも感謝なのですが、歌やダンスといったパフォーマンスの面においても曲のコンセプトをよく表現していて、前田さんの役者としての実力に舌を巻きました。

 

いつも通りの安定感。ライブでのパフォーマンスだけでなく、MCやトロッコ上での振る舞い(愛知公演)においても観客を沸かせるところはさすがの一言。

 

虹ヶ咲キャストの今の関係性があるのは、久保田未夢さんの功績がかなり大きいと思っていて、最年長かつ芸歴も一番長い彼女が「みんなのお姉さん」として虹ヶ咲を支え続けてくれたんだなというのが今回のライブでも随所に滲み出ていたような気がします。

「朝香果林ならどうするか」と「何をすればオタクは喜ぶか」を両方考えて実行するところは、伊達に長く声優アイドルを続けてないなと思わされます。

 

良い意味での「普通さ」が際立った。宮下愛という才色兼備なヒロインが恋愛では等身大を求めるというギャップは観客席の「キミ」の心を見事に掴んだといえる。

 

愛知公演で見せた田中ちえ美さんへの思いやりは4公演の中でも特に印象的なシーンだったと思います。「努力の天才」である村上奈津実さんだからこそ、他のメンバーの良いところをよく知っているのだと思いますし、そうしたところの関係性はとても素敵に感じます。

神奈川2日目のコーレスでW脳破壊を喰らっていたところは正直笑いました。

 

パフォーマンス、楽曲、それらに乗せられている文脈のすべてがあまりにも愛おしすぎた。例の振り付けに対しては思わず大声を上げてしまった。

 

鬼頭明里さんはやはり成功すべくして成功している声優なんだなというのがよくわかるパフォーマンスでした。近江彼方の魅力をステージ上であそこまで見事に表現し切るのは素直に脱帽です。

例の振り付けを入れたところといい、衣装の再現度といい、ただ「仕事の1つ」としてやっているだけなら絶対にできないであろうことを当たり前のようにやってくれるので、虹ヶ咲オタクとしては本当に感謝しかないです。

 

虹ヶ咲のエース健在といった感じ。会場の空気を一気に持って行くところは、まさしく優木せつ菜の真骨頂とも言える部分。ライブ全体を通してパフォーマンスが冴え渡っていた。

 

林鼓子さんには「せつ菜になってくれてありがとう」と言いたいです。この4日間のライブがとにかく楽しいと思えたのは彼女がせつ菜として最高のパフォーマンスを見せてくれたからというのが大きいですし、改めて「優木せつ菜を推してきて本当に良かった」と思えた瞬間でもありました。

彼女は本当に難しい役回りだったと思うのですが、そのことを感じさせず、元気に満ち溢れたせつ菜としての振る舞いをしてくれてることには頭が上がらない思いですし、今後も林さんのせつ菜を応援し続けたいという気持ちで胸がいっぱいです。

 

神奈川公演ではまさかのアンコールメーターに集まったハートをつまみ食いに見せかけドカ食いするという暴挙。パフォーマンスは良かっただけに、こういった部分で失点してしまうのは非常に惜しい。

 

高音が気持ちいい指出毬亜さんの歌声をKアリーナの良音響で味わうことができたのはすごく良かったです。指出さんのあの独特な雰囲気は唯一無二ですし、エマ・ヴェルデというスクールアイドルを演じる上では天性のそれだと感じます。

最年少の林鼓子さんが芸歴もそこそこあってしっかり者なので、指出さんの末っ子感がより増していたような気もしています。

 

愛知公演では声が出せないというアクシデントに見舞われるも動きや仕草でカバー。声が戻った神奈川公演では愛おしさMAXの天王寺璃奈を見せた。

 

田中ちえ美さんは天王寺璃奈として常に最高のパフォーマンスを見せてくれており、それは決して「歌声の再現度や安定感がすごい」というだけでなく、ステージ上での表情の作り方やMCでの言葉の紡ぎ方でもそうなんだと思います。

愛知公演は本人としても悔しかったでしょうし、理想はもちろん万全な状態でのパフォーマンスをすることなのは間違いないですが、この4日間を通じて「天王寺璃奈」というスクールアイドルの解像度がより高まった気がしていて、そこはとても良かったと感じます。

 

  • 三船栞子 (CV小泉萌香)  7.5 MOM

4日間を通して、非常に深くて消えることのない"痕"を残してきた。特に千秋楽の破壊力は凄まじく、あの場にいた全員が栞子のものにされたと言っても過言ではない。

 

端的に申し上げて、小泉萌香さんは人間としてすごく素敵な方だなと思います。高身長の美人なのでまず見た目に目が行くのはあるのですが、やはりライブでいろんな場面での振る舞いを見ることができるからこそ、より魅力的に感じられる気がします。

いまやメンバーの追加というのがラブライブの中でそれほど珍しいことでも無くなってきていますが、一番最初の「追加メンバー」だった彼女があれだけ愛を持って虹ヶ咲に関わってくれてることにシリーズのファンとしても最大限の感謝を示したいです。

 

  • ミア・テイラー (CV内田秀)  6.5

Feel AliveでのシャウトやLemonadeでのキックボードを使ったパフォーマンスなど、とにかく目を引くところが多かった。作曲だけでなく自らの歌唱においても高いクオリティを示せることを証明。

 

何気に加入当初から「実は凄いのでは」と内田秀さんについては思っていたのですが、やはり凄かったというのが率直な感想です。

本人のキャラクター的には「犬っぽい」と言われることもあるように、どちらかというとかわいらしい感じなのですが、ステージ上での彼女については圧倒的にかっこいいと思える部分が強く、そのギャップも彼女の魅力の一つなのだと思っています。

 

  • 鐘嵐珠 (CV法元明菜)  7.0

堂々たるパフォーマンスで会場を席巻。派手な演出に埋もれないどころかそれすらも"引き立て役"にしてしまう圧倒的な存在感はまさしくスクールアイドル・鐘嵐珠の姿に相応しいものだった。

 

元々歌もダンスもそれほど得意な方ではないようなことを話していた法元明菜さんですが、今回のライブにおける彼女のパフォーマンスは「歌もダンスも圧倒的」と言われるランジュのそれとして完璧に近かったと思います。

法元さんに対する個人的な印象は「すごく熱い人」といった感じでその部分がランジュらしいと思っていたのですが、今回はその熱さに加えてクオリティの面でもランジュらしさを表現してきており、底知れなさみたいなものを感じました。

 

応援出演

ファン代表として幕間で愛を伝えたり、一部のステージでは自らがステージに上がりファンからの愛を受け取ったりと大忙し。"スクスタ"、"アニガサキ"といった時空にとらわれない活躍の方法を模索していた。

 

個人的な意見にはなりますが、僕としては侑を「アニガサキ時空じゃないから」といって変にアンタッチャブルに扱うよりも、12人のスクールアイドルとは別のもう1人のニジガクメンバーとしていろんな場面で活躍してもらうのは良いと思っていて、今回のライブもその点に関しては良かったと思います。

せっかく矢野妃菜喜さんという素晴らしい人材を確保できたわけですから、そこはポジティブに活用されるべきですし、矢野さんがいるからこそ見られた景色もたくさんあると思っているので、今後もいろんな可能性を模索していってほしいです。

 

総評

4日間を通して「愛の交換」というコンセプトに相応しい愛に溢れたライブだったと思います。各キャストのパフォーマンス力が上がったことで、今まで以上にキャラクターとしての表現や紡いできた文脈に注目して見ることができましたし、改めて虹ヶ咲を好きでいてこれてよかったと思える内容で、今後も応援したいという気持ちをより一層強くしました。

2023年を振り返る Part4

2023年を振り返る Part1 - よしのきららのブログ

2023年を振り返る Part2 - よしのきららのブログ

2023年を振り返る Part3 - よしのきららのブログ

こちらの続きになります。

 

今回は10月〜12月を振り返っていきます。

 

 

10月

  • 8日

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イナズマロックフェス2023(2日目)

Liella!が名だたる一般アーティストの面々と遜色のないパフォーマンスを見せていたのがファンとして嬉しかったです。

 

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明治安田生命J1リーグ 第30節「川崎F-福岡」

逆転に次ぐ再逆転、最後はATの2発で川崎勝利という非常に面白いゲームが見られました。

 

  • 21日

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明治安田生命J1リーグ 第30節「神戸-鹿島」

国立でのヴィッセル神戸のホームゲーム。結果的に優勝することになる神戸のゲームなだけあって、インテンシティが高く見応え抜群の試合でした。

 

  • 28日

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明治安田生命J2リーグ 第40節「磐田-東京V」

昇格争い直接対決。1時間早く開催されていたゲームで清水が負けたこともあり、特に後半は異様な雰囲気の中お互いに1点を取り合いドロー。この時は「痛み分け」かと思いましたが…笑。

 

11月

  • 4日

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バンドリ12thライブ(Day2) MyGO!!!!!「ちいさな一瞬」

バンドリのライブは初めてでしたが、想像以上に素晴らしかったです。MyGO!!!!!も推していきたい。

 

  • 11日

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明治安田生命J3リーグ 第35節「YS横浜-沼津」

"中山アスル"を初観戦。アウェイでしたが沼津サポーターが結構来ていて驚きました。

 

  • 12日

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明治安田生命J2リーグ 第42節「栃木-磐田」

もう最高です。観に行って本当に良かった。ありがとう横内磐田。ブラボー!!!!👏👏👏

 

  • 18日

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蓮ノ空1stライブ「RUN!CAN!FUN!」東京公演(Day1)

OPライブの時から質も量もさらにパワーアップしていて凄かったです。蓮ノ空の今後が非常に楽しみになるライブでした。

 

  • 19日

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明治安田生命J3リーグ 第36節「沼津-讃岐」

コロナ禍の20、21シーズンを除き、18シーズン以降毎年行われているラブライブ!サンシャイン!!とのコラボ試合。試合前のイベントは盛り上がりましたが、肝心の試合が……。2024でリベンジしてほしい。

 

  • 24日

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明治安田生命J1リーグ 第33節「川崎F-鹿島」

川崎のリーグでのホーム最終戦。寒い中ですが、快勝だったこともあり良い雰囲気の中セレモニーが行われていました。

 

  • 26日

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J1昇格プレーオフ 準決勝「東京V-千葉」

高みの見物…というわけではありませんが、予定的に観に行けたので観戦。やはりリーグ戦とは違った緊張感があり、第三者ながら非常に面白い試合でした。

 

12月

  • 9日

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天皇杯 決勝「川崎F-柏」

今季追っていた川崎のタイトルがかかった試合ということもあり、チケットを手に入れて観戦。下記により最後まで見ることはできませんでしたが、決勝戦らしいレベルの高い試合で行って良かったと思える内容でした。

 

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異次元フェス アイドルマスター★♥︎ラブライブ!歌合戦(Day1)

近年を代表する神イベントといっても過言では無い素晴らしいライブでした。ここまでのイベントを作り上げてくれた全ての関係者の方々に感謝と敬意を表したいです。天皇杯を最後まで観られなかった悲しみも吹き飛びました。

 

  • 16日

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幻日のヨハネ「The Story of the Sound of Heart」(Day2)

異次元フェスの余韻がだいぶ残る中での参加でしたが、作品の世界観を大切にしたライブで満足度は高かったです。

 

  • 22日

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楠木ともりBDライブ2023「back to back」

過去最大規模、一夜限りのBDライブということもあり、今までで最高の盛り上がりだったように感じます。"シンガーソングライター"としての楠木さんのさらなる進化を感じられて、今後にますます期待です。

 

  • 23日

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虹ヶ咲6thライブ「I love You ⇆ You love Me」愛知公演(Day1)

やっぱり自分は「虹ヶ咲」が大好きなんだということを改めて実感できる最高のライブでした。

 

 

 

というわけで全4回に分けて2023年に参加したイベントを振り返ってきました。2023年はライブ、サッカー観戦等を合わせて55イベントに参加しており、非常に充実した1年だったと感じます。もう2024年になっていますが、今年もまた多くのイベントに参加することになりそうで、そこで何を見て、何を感じることになるのか、これから先への期待を抱きながら本稿の締めとさせていただきます。

自分で見返す用の備忘録として書いた感じの文章ですが、ここまで見てくださった方がいらっしゃればありがとうございます。

2023年を振り返る Part3

2023年を振り返る Part1 - よしのきららのブログ

2023年を振り返る Part2 - よしのきららのブログ

こちらの続きになります。

 

年が明けてしまいましたが、今回は7月〜9月を振り返っていきます。

 

 

7月

  • 8日

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明治安田生命J1リーグ 第20節「川崎F-横浜FC

川崎フロンターレの試合に行き始めてから5試合目でようやく勝ち試合を見ることができました。

 

  • 16日

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明治安田生命J2リーグ 第26節「磐田-藤枝」

(アウェイの対戦時は行けなかったので)藤枝とリーグ戦で対戦というのは不思議な感じでしたが、しっかりと4点取って勝てたのは良かったです。

 

  • 29日

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明治安田生命J2リーグ 第28節「いわき-磐田」

藤枝に引き続きJ3からの昇格組であるいわきとの対戦。内容は防戦一方の厳しい展開でしたが、終盤のジャーメインの得点で見事勝利!いわきまで行った甲斐がありました。

 

8月

  • 5日

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スクールアイドルミュージカル「初演 追加公演」(8/5(土) 12:00の回)

2022年12月と2023年1月の初演には行けなかったのでこれが初のスクミュ観劇でしたが、キャストの方々の熱に圧倒されっぱなしでした。

 

  • 6日

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楠木ともりライブツアー2023「PRESENCE/ABSENCE」名古屋公演

今までに経験したことがないくらいの近距離から見ることになった楠木ともりさんのライブステージで、その音楽の熱量を全身で浴び続けたこの日のことは忘れられません。

 

  • 12日

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明治安田生命J2リーグ 第30節「町田-磐田」

1位に町田、2位に磐田という状態で迎えたこのカード。サポーターの雰囲気はすごく良かったのですが、結果は敗戦…。素直に悔しかったです。

 

  • 19日

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Liella!4thライブ「brand new Sparkle」千葉公演(Day1)

11人のLiella!としての初のライブでしたが、いい意味で「いつも通り」な部分と「新しさ」を感じられる部分があり、今後のLiella!への期待が膨らむライブでした。

 

  • 26日

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Liella!4thライブ「brand new Sparkle」愛知公演(Day1)

個人的に推しユニットであるCatChu!の初ステージを見られて大満足でした。

 

9月

  • 2日

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楠木ともりライブツアー2023「PRESENCE/ABSENCE」東京公演

今までのライブと比べて大きな会場でしたが、その分熱量もいつも以上に増したような感じがあり、パワーアップした楠木ともりさんを見ることができました。

 

  • 9日

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Liella!4thライブ「brand new Sparkle」東京公演(Day1)

4thのツアーの最後の都市ということで、11人のLiella!としてのこの時点でのベストを見せてもらったような気がします。

 

  • 15日

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明治安田生命J1リーグ 第27節「川崎F-F東京」

5月の国立以来の"多摩川クラシコ"で、今度は川崎が雪辱を果たす形に。マルシーニョの得点シーンは見応えありました。

 

  • 16日

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明治安田生命J2リーグ 第35節「磐田-山口」

一進一退のゲームで結果はスコアレスドロー。翌日の清水の結果で2位から転落することに…。

 

  • 24日

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明治安田生命J1リーグ 第28節「湘南-川崎F

国立開催の湘南のホームゲーム。川崎としては"多摩川クラシコ"に引き続き"国立開催"においても5月の雪辱を果たすことができました。

 

 

…Part4へ続きます(次が最後)。

2023年を振り返る Part2

2023年を振り返る Part1 - よしのきららのブログ の続きです。

今回は4月〜6月を振り返っていきます。

 

4月

  • 8日

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明治安田生命J2リーグ 第8節「水戸-磐田」

今季観戦試合での初勝利は5得点の快勝!雨に濡れましたが観に行って良かったです。

 

  • 22日

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虹ヶ咲「にじたび」広島公演(Day1)

林鼓子さんへの期待が信頼へと変わりました。広島観光もできて良かったです。

 

  • 23日

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明治安田生命J1リーグ 第9節「川崎F-浦和」

広島帰りからの等々力へサッカー観戦。今年は友達の誘いもあり川崎フロンターレの試合にもそれなりに行くことになります。

 

5月

  • 3日

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明治安田生命J2リーグ 第13節「東京V-磐田」

GWの初日ということもあり磐田サポもかなり多く詰めかけていました。課題の守備について確かな手応えを感じる試合でした。

 

  • 12日

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明治安田生命J1リーグ 第13節「F東京-川崎F

金Jの国立の"多摩川クラシコ"ということで盛り上がりが凄かったです。

 

  • 13日

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虹ヶ咲「にじたび」愛知公演(Day1)

広島の時も同じようなことを思いましたが、会場が本当に名古屋の中心って感じのところにありました。

大西亜玖璃さんにとっては初の虹ヶ咲での凱旋公演でしたね。

 

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明治安田生命J1リーグ 第14節「横浜FC-川崎F

磐田サポ的には「小川航基vs大南拓磨」になると思いきや、両者ともに欠場というオチ。一応神奈川ダービーの1つですが、そこまでバチバチ感は無さげ…?

 

  • 28日

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浦ラジJMA出張放送局「バブ卒大集合!」in NMZ(昼公演)

降幡愛さんがお休みできゃんしゅかの2人による公開録音となりました。まさかのピザ注文でびっくり。

 

6月

  • 4日

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蓮ノ空OPライブ「Bloom the Dream」(昼公演)

個人的に初の蓮ノ空案件。ボリュームたっぷりのイベントでした。

 

  • 17日

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虹ヶ咲「にじたび」福岡公演(Day1)

この日は1日かけて北九州を満喫できました。

個人的にこれが最後の「にじたび」の現地参加でしたが、すっかり林鼓子さんにも馴染みましたね。

 

  • 24日

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明治安田生命J1リーグ 第18節「浦和-川崎F

埼スタ自体は昨年(2022年)の磐田のアウェイ試合で行ってますが、声出しありでは初*1だったので、浦和の応援の迫力に圧倒されっぱなしでした。

 

 

…Part3へ続きます(来年の投稿になりそう)。

*1:浦和のホームゲームに限ればの話。スーパーカップ横浜FM-神戸の試合では行ったことがある。

2023年を振り返る Part1

皆さんにとって2023年はどのような1年だったでしょうか。個人的には過去最高にアクティブに動き回った年だったなと思っています。というわけでせっかくなので(?)、自分が2023年に参加したイベント(アニメ、音楽、スポーツ等々)を順番に振り返っていくこととします。

 

今回はPart1として1月〜3月までに参加したものを振り返っていきます(全部でPart4までやる予定)。

 

1月

  • 7日・8日

 

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Liella!3rdライブ「WE WILL!!」千葉公演(Day1・Day2)

今年のイベント初めはLiella!から。2期生の中では絵森彩さんを推していこうと決めました。

 

  • 14日

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虹ヶ咲ユニットライブ「R3BIRTH R3VOLUTION」(Day1)

この日撮った写真がこれというだけ(会場の写真は撮ってなかった)

ファンミに引き続きR3BIRTHのセトリ強すぎるでしょってなりました。今振り返ればもしこの時に声出しありだったらと思わずにはいられません。

 

  • 21日

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Liella!3rdライブ「WE WILL!!」大阪公演(Day1)

Liyuuさん。

 

  • 28日

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Liella!3rdライブ「WE WILL!!」東京公演(Day1)

3rdツアーの期間で特に1月はここまで本当に怒涛の日々でしたね。

 

2月

  • 4日・5日

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虹ヶ咲ユニットライブ「A・ZU・NA LAGOON」(Day1・Day2)

大西亜玖璃さん、前田佳織里さん、楠木ともりさん、2日間楽しませてくれて本当にありがとうございました。

このライブから声出し解禁ということで、「ライブってこういうものだよな」というのを思い出したよね。

 

  • 11日

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Aqours EXTRAライブ「It's a 無限大☆WORLD」Valentine's Day Concert(Day1)

ドームツアー(6th)を経たAqoursの新境地、ここにありという感じ。

 

  • 18日

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明治安田生命J2リーグ 第1節「磐田-岡山」

この時はJ2でも中位に行ければ御の字くらいに考えていましたね…。

 

  • 25日

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虹ヶ咲ユニットライブ「DiverDiva GALactic Trip」(Day1)

伝説のちゅっちゅ、とは。

ライブに関してはシンプルにパフォーマンス強くてよかったです。

 

3月

  • 4日・5日

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Liella!3rdライブ「WE WILL!!」埼玉公演(Day1・Day2)

Liella!もついに声出し解禁。

特に千秋楽の2日目はMCでいろんな話を聞くことができて、ますますLiella!のことを好きになった2日間でした。

 

  • 11日

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明治安田生命J2リーグ 第4節「大宮-磐田」

帰りの足取りが重かったことだけ覚えてます。

 

  • 18日

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虹ヶ咲ユニットライブ「QU4RTZ Fluffy Magic」(Day1)

1月から続いてきた虹ヶ咲のユニットライブもついにラスト。個人的に見たかったものが色々と見られたので幸せな3ヶ月間でした。

 

  • 25日

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JリーグYBCルヴァンカップ GS第2節「磐田-札幌」

ATの失点で敗戦という結果でしたが、J1相手にそれなりの戦いができていたと思うのでその点はポジティブに捉えていました。

 

…Part2へ続きます。

2023年にリリースされたラブライブ!楽曲の中から10選を決める

今年もやってきましたこの季節。年末恒例、今年のラブライブ!楽曲の10選を決めよう!という内容です。これをやり始めてから今年で3年目になります。

 

過去2年の記事はこちら

2021年にリリースされたラブライブ!楽曲の中から10選を決める - よしのきららのブログ

2022年にリリースされたラブライブ!楽曲の中から10選を決める - よしのきららのブログ

 

本題に移っていく前に、まず「2023年にリリースされた」の定義ですが、

・2023年に何かしらの方法により新規で音源入手が可能となった楽曲

とします。例えばアニメで楽曲がお披露目されたのは年内でもCDのリリースが年明けだとすれば、CDのリリースがあった年(=アニメ放送の翌年)の楽曲として扱います。

また、前述の定義に当てはまる場合でも、既存曲のリアレンジに該当するもの*1やオリジナルサウンドトラックの収録曲は含まずに考えます。

なお、2023年に関しては「スクールアイドルミュージカル」のアルバムCDのリリースがありましたが、こちらはオリジナルサウンドトラック等の扱いとし*2、今回の10選の対象楽曲から外していますので、ご了承ください。

 

それでは、全107曲*3の中から筆者の独断と偏見で選んだ10曲がこの曲たちだ!

 

10選

  • 影遊び

歌:CatChu!

哀愁漂うラテン調のサウンドがクセになります。ライブでのメイ(薮島朱音さん)のがなりの入った「まだだ」は必聴。

 

  • 星屑クルージング

歌:唐可可

可可のLiella!やスクールアイドルに対する想いをこれでもかと詰め込んだ曲。儚さと力強さの両面を兼ね備えた楽曲であると感じます。

 

  • Holiday∞Holiday

歌:スリーズブーケ

キャッチーなメロディと特徴的な歌詞が印象に残りやすい曲。「月・火・水・木・金・土・日」の部分は脳内でずっとリピートしてしまいます。

 

  • DEEPNESS

歌:蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ*4

蓮ノ空の実力を思い知る一曲。全体的にパフォーマンスもバチバチで、特に間奏のダンスは観ていて気持ちよさしかないです。

 

  • Dancing Raspberry

歌:5yncri5e!

ユニットの名の通り5人でシンクロするダンスチューン。曲調のオシャレさとダンスのキレの良さが相まって、非常にライブ映えする曲だと思います。

 

  • La la 勇気のうた

歌:ヨハネ、ハナマル、ダイヤ、ルビィ、チカ、ヨウ、カナン、リコ、マリ

「幻日のヨハネ」のアニメにおける集大成ソング。良い意味で「Aqoursらしさ」全開の、ダイレクトに心に響いてくるような曲としてのパワーを感じます。

 

  • Cooking with Love

歌:近江彼方

さすがにライブで"アレ"を見せられたらここで挙げないわけにはいかないと思いました。彼方の魅力を丸ごと包んでぎゅっとしてChu。

 

  • KNOT

歌:DOLLCHESTRA

バラード調で始まってから、一気に転調してくるところでぶち上がれる一曲。この曲を聴くとラブライブ!へのDOLLCHESTRAの本気度が窺えます。

 

  • SINGING, DREAMING, NOW!

歌:虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

6thライブの締めくくりに用いられたのが記憶に新しい楽曲。OVAのED曲ですが、聴いてると虹ヶ咲としての1つの節目を迎えたような感じがします。

 

  • 千変万華

歌:スリーズブーケ

スリーズブーケの2人の想いの強さをダイレクトに表現したような曲。どこか切なげなメロディの中に確かな力強さを感じます。

 

10選を選んでみての感想

今年はなんと言っても蓮ノ空の勢いが(色んな意味で)凄かったですね。そもそも1シリーズだけで年間40曲というのは今までで最高記録なのではないでしょうか。やはり10選を決めるにあたっても、蓮ノ空の楽曲に関してはかなり多くの候補が残りました。シリーズ全体としても初めて100曲の大台に乗ったということで、まだまだ楽曲の面でも衰えを知らないラブライブ!シリーズの今後に期待です。

 

*1:2023年であれば「私のSymphony〜2022 Version〜」や『The Blue Swell』の収録曲などが該当

*2:2021年における「ほんのちょっぴり」や「グソクムシのうた」も同様の理由で外している

*3:内訳としてはサンシャイン・ヨハネ23曲、虹ヶ咲21曲、スーパースター22曲、蓮ノ空40曲、その他・合同1曲

*4:日野下花帆、村野さやか、乙宗梢、夕霧綴理の4名による歌唱