虹ヶ咲5thライブについて感じたことを

みなさん、こんにちは。

昨夜放送されたスーパースターの2期最終回の余韻が(いろんな意味で)凄いですが、逆に頭を整理するのにちょうどいいタイミングと思ったので、先月の10日、11日に東京ガーデンシアターで、17日、18日には武蔵野の森総合スポーツプラザで行われたラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会5thライブ『虹が咲く場所』についてこの1ヶ月間くらいで考えていたことを書き出していこうと思います。

 

  • ライブ内容についての雑感

個々のキャストのパフォーマンスについてはライブ直後にツイートしたのであまり触れませんが、今回のライブは(いろんな人が言っていますが)1つの「節目」と感じるような内容だったと思います。実は今までの虹ヶ咲のライブは、毎回出演者の顔ぶれがちょっとずつ違っていて、「アニメ1期コンセプトだから栞子はお休み」とか「ゲームコンセプトだから侑は不在」とかで、スクスタもアニメも含めた「虹ヶ咲」という大きなくくりで見たときに「全員揃ったことがなかった」んですよね。ここで初めて13人揃ってのライブができた。スクスタとアニメが「12人+1人の同好会」のストーリーとして合流し*1、ある意味ではそのどちらの要素も含めたようなライブだったと感じています。

 

スクスタ、アニメ、その他の媒体も含めた「虹ヶ咲」というシリーズとしての1つの到達点がこの5thライブにある、個人的にはそのように見ています。

 

  • ある意味では「原点回帰」

この点に関していうと、やはりずっと個人的には感じていた「1stライブが至高だった」、裏返して言えば2nd〜4thライブに対して感じていた「物足りなさ」「寂しさ」のような感情とようやく(完全にとは行かないまでも)決別できそうな感じもしています。1stライブは9人と「あなた」の同好会のライブで、当時の虹ヶ咲においてはこれが「完全体」でした。

ところが2ndライブでは10人と「あなた」の同好会のライブでしたが新型コロナの影響で会場は無観客、つまり「あなた」がいない状態でのライブに、3rdライブではアニメ1期に出てきた9人と侑はいましたが、アニメで出番のなかった栞子は出演がかなわず、4thライブでは12人と「あなた」のライブで今度は侑がいない形となりました*2

このような感じで、虹ヶ咲のライブでは毎回どこかしらに「あの子はいないんだ…」というような引っかかりがあったことも事実で、ライブの内容自体はたしかに楽しいのですが、純粋な気持ちで楽しみきれない自分がいたというのも否定できません。

5thは出演者の欄にキャラクターとキャストの個別名が記載されておらず、さらに楠木さんのこともあってか、ライブが始まる前までは「本当に純粋な気持ちでライブを楽しめるのだろうか」という不安がかなり大きくなっていました。しかし、ライブの1曲目である『Colorful Dreams! Colorful Smiles!』が始まり、ちゃんと「12人」でステージに立っているところ、さらには要所要所で侑役の矢野さんが登壇して会場のファンを前に見せ場を作っていたところを見て、「ああ、この景色がずっと見たかったんだなあ…」と感慨深くなっていました。

ようするに、1stライブの時と同じく「完全体」の同好会を見られたことへの嬉しさだったり感動だったりで、自分にとっては「当時の純粋に楽しんでいた気持ちを取り返した」という意味での「原点回帰」となりました。

 

  • 5thライブと「アニガサキ」と「スクスタ」

5thライブに関しては侑役の矢野さんの出演があったり、そもそもアニガサキの2期放送後で初のナンバリングライブということもあり、「アニガサキのライブ」という見方が一般的だと思います。実際に、セトリとしても前半パートは完全にアニメ2期の流れに沿っており、アンコールパートでもアニメ曲のカップリング曲が多く披露されたりと、「アニガサキのライブ」としての色が強いものになっています。

個人的にはそうした見方も基本的には間違っていないとは思いますが、一方でこのライブ内容をもって「アニガサキこそ虹ヶ咲における"正史"の作品だ」という見方をするのはかなり行き過ぎているとも感じます。

まずはガーデンシアター公演で『繚乱!ビクトリーロード』の直後に披露され、繚乱で温まった会場のボルテージをさらに高めていったR3BIRTHの『MONSTER GIRLS』はスクスタ発の楽曲ですし(そもそもアニガサキではまだR3BIRTHはパフォーマンスしてない)、武蔵野の森公演でこれまでの虹ヶ咲のシリーズとしての歩みを振り返った映像の後に披露された『永遠の一瞬』は7月末にスクスタのストーリーで出てきたばかりの楽曲です。こうした楽曲たちをしっかりと外さずに披露してきたことは「スクスタも虹ヶ咲においては重要な存在」ということを示しているとも言えますし、そもそもこれまでの虹ヶ咲の積み重ねてきた歴史においてスクスタの占めるウエイトというのはとても大きいわけですから、5thはそうした歴史の部分にも向き合った内容のライブだったと感じられます。

 

  • さいごに

5thライブに関しては、大元のコンセプトとなっているアニガサキの2期はもちろんのこと、それ以外のスクスタやキャストによるライブの積み重ねをかなり大切にしていた印象で、このタイミングでこういうライブをできたことが個人的にはとても良かったと思います。今のラブライブ界隈では、「アニガサキが至高でスクスタは駄作」とか、虹ヶ咲ではないですが「スーパースターの脚本が悪い」とか、そういう◯◯は良いけど◯◯はダメみたいな話をするオタクがすごく多い印象です。

それらは個人の意見なので、「批判をするな」「ダメと言うな」のようなことを言うつもりは一切ないですが、先月開催された5thライブに関しては「アニガサキもスクスタも大事な虹ヶ咲が積み重ねてきた歴史の1つなんだ」という意思を強く感じられるものでした。ここで個人的に言いたいのは、合う/合わないとか評価できる/できないみたいなのがあることは仕方ないですが、ひとつひとつの展開に対してきちんと向き合っていけば、今回の5thライブのようにシリーズ側もしっかりと応えてくれるということです。「期待していたのに裏切られた」となるオタクももちろんいるとは思いますが、信じてついていけばどこかで必ず良い景色を見せてくれる、虹ヶ咲の5thライブを通して僕自身はそんな確信を得ています

*1:ストーリーの流れとしては「別の話」だが、シリーズとしての展開でようやくこの部分の歩調を合わせられるようになったという意味

*2:さらに4thに関しては事情的に仕方ないとはいえ、楠木ともりが自身のソロ曲のみの出番であり実質的に11人の場面も多かった

「ラブライブ!シリーズ」への個人的解釈 〜「好きな理由」を語ることにオシマイなんてあるんですか!?〜

こんにちは。年末以来のブログ更新となります。

 

今回のブログ記事のタイトルはラブライブ!シリーズ」への個人的解釈です。かなりざっくりとしたテーマにはなりますが、この4月からはシリーズ史上初めて2クール連続で新作アニメが放送されるという事態が訪れるということもあり、その前に今一度自分の中の認識を整理・共有したいと思った*1ので、このような記事を書くことにしました。

 

普段はTwitterでこの辺りのことを語ってはいるものの、字数の制限がある中であれこれ言おうとするとやはりどうしてもとっ散らかった印象の文章になってしまうので、それなら思い切ってブログで書いてしまおうというくらいのテンション感の記事ですが、よろしければお付き合いください。(笑)

 

ここ最近の「ラブライブ!シリーズ」と自分

さて、まずは最近のラブライブ!シリーズの展開とそこに自分がどう向き合ってきたかについてです。

世の中的には2020年以降は新型コロナウイルスが猛威をふるったこともあり、その影響は2次元コンテンツにも色々と及びました。中にはコンテンツそのものの展開が頓挫してしまったようなものもあり*2ラブライブ!シリーズにおいてもAqoursの6thライブのドームツアーを始めとした各種イベントが中止、または配信のみでの開催となるなど、ここ数年のコンテンツ展開は当初想定されていたものからは程遠いものになっていたと思います。

ただ、ラブライブ!に関しては比較的「イベントを開催しようとする」という動きの強いコンテンツであり*3、特に2021年の秋以降はサンシャイン‼︎、虹ヶ咲、スーパースター!!の各シリーズでコンスタントにライブイベントが開催されるなど、むしろコロナ前よりもシリーズ全体としての展開は活発になった印象です。

さらに、リアルイベントだけでなく2020年秋には虹ヶ咲のTVアニメ1期、2021年夏にはスーパースター‼︎のTVアニメ1期が放送され、アプリゲームの「スクスタ」でもメインストーリーの月1更新は2019年秋のアプリリース以降途切れることなく続いているなど、いわゆる「2次元」の展開も充実しています。

特筆すべきは、それまでのラブライブ!シリーズがどちらかというと1シリーズメインでの展開だったのに対し*4、今はAqours、虹ヶ咲、Liella!がそれぞれ活発に活動しているという点です。アイドルマスターシリーズがシンデレラガールズやミリオンライブ、シャイニーカラーズと並行して展開しているように、ラブライブ!シリーズも「世代交代」をするのではなく3つのシリーズが現役として「並行展開」するという形にシフトしていったといえます。

ただ、それまでが「世代交代」ありきだったということもあってか、「現役世代についてはとりあえず応援します」みたいなタイプのオタクも多く、3シリーズとも追っているような人もかなりいる印象です(僕もその1人です笑)。

こう書くと、「とりあえずラブライブと名のつくものだから思考停止で3作とも追ってるんじゃないの?」とも言われそうなのですが、個人的に決してそうではないと言いたいというのが今回の記事の主旨です。ちゃんと3作とも「ラブライブ!」らしくもあり、その上でそれぞれに違った良さも感じているからこそ、Aqoursも虹ヶ咲もLiella!も「大好き」になれたということです。

 

共通するキーワード

ここ1〜2ヶ月だけでもAqoursの6thライブや虹ヶ咲の4thライブ、Liella!の2ndライブがあり、それぞれのシリーズ(グループ)ごとに異なる持ち味を発揮したライブになっていたと思います。

Aqoursであればそれまでの強みだった「アニメとのシンクロ」の部分からさらに前に進んで自分たちが「シンクロ」の元となるような物語を作ろうとし、新たな「キセキ」を生み出そうとしています。虹ヶ咲であればソロでの表現力に加えて、ユニットや全員でのパフォーマンスを通じて各々の「好き」の気持ちを最大限尊重しているのが伝わってきます。Liella!であれば確かな実力と徐々についてきた自信に裏打ちされた力強いパフォーマンスで、「夢」を叶えようとすることの尊さを教えてくれます。

このようにシリーズ(グループ)ごとにそれぞれ強調したいテーマは若干違ってくるものの、ここであげたキーワードのどれもがラブライブ!シリーズにおいては非常に大切にされている概念であり、どのシリーズ(グループ)のライブに参加してもそうした部分は強く感じます。Liella!の1stライブツアーが10都市を繋ぐ「キセキ(軌跡)」の物語になっていたりとか、Aqoursのライブで「好き」の気持ちを持ち続けることの尊さを説いていたりとか、虹ヶ咲が12人でのドームライブという当初では考えられなかった「夢」のような今を見せていたりとか、それぞれのキーワードについてはどのシリーズにも共通する要素であるといえます。

Aqoursも虹ヶ咲もLiella!も、それぞれ得意とすることも「やりたい」の形もかなり異なっているのは事実です。ただそれでも、同じラブライブ!シリーズという括りの中でそれぞれを結ぶことのできるキーワードはあるという話です。「キセキ」も「好き」も「夢」もラブライブ!シリーズにおいてはどれもきわめて重要なキーワードであり、それぞれの作品を解釈する上でもこの辺りの単語が出発点になってくると思います。

 

ラブライブ!らしさ」として考えられていたもの。μ'sの時代からAqoursの時代への変遷

2016年の3月31日と4月1日に行われたμ'sのファイナルライブの後、それ以降の「ラブライブ!シリーズ」としての展開の中心はAqoursが担っていくようになりました。それまでは「ラブライブ!」とはすなわちμ'sの物語のことであり、μ'sの物語を構成する要素こそが「ラブライブ!らしさ」となっていたわけですが、2代目であるAqoursの物語「ラブライブ!サンシャイン‼︎」の展開が進むにつれて、シリーズ作品としての「ラブライブ!らしさ」とはどのようなものかが考えられていきます*5

さて、「ラブライブ!」と「ラブライブ!サンシャイン!!」のそれぞれのストーリーですが、「ラブライブ!」の方は主人公の高坂穂乃果を中心に「想い」を原動力として「行動」に変えていくことで、どこまでも進んでいってしまうというある意味神話的で無敵感のある作劇が特徴のストーリーといえます。一方で「ラブライブ!サンシャイン‼︎」は、「想い」を原動力として「行動」に変えていくところまでは同じでしたが、それでどこまでも進めるほど現実は甘くないという寓話的で無力感のある作劇が特徴といえます。

つまり、両者の大きな違いは「結果」の部分にあるということです。「ラブライブ!」ではμ'sは音乃木坂の廃校を阻止することに成功し、劇場版ではすべてのスクールアイドルに華々しい未来へのバトンを渡してその物語の幕を閉じます。対して「ラブライブ!サンシャイン‼︎」ではAqoursは浦の星の廃校を阻止することができず、劇場版でも地道に周りからの理解を得ようとする姿が描かれます。結局Aqoursはスクールアイドル活動を行ったところで、何かの事態を劇的に好転させるということはできなかったといえます。

ただ、そうした無力感の残る結果であったとしても、「想い」を実際に「行動」へと移したことそのものには間違いなく価値があったということに千歌たちが気づくというのが、サンシャイン‼︎でのストーリーの締めとなっています。ようするに、ラブライブ!サンシャイン‼︎」によって抽出された「ラブライブ!らしさ」は「想い」を「行動」へと移すことの大切さであり、そこに結果が伴うか伴わないかは重要ではないという見方がここで確立することになります。

 

虹ヶ咲とLiella!におけるはっきりとした考え方の違い

2017年3月30日、ラブライブ!シリーズは新たな局面を迎えることになります。「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルPERFECT Dream Project」(通称PDP)が始動ということが公式によって告知されました。この「PDP」こそが後の「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」の展開に繋がってくるものであり、μ's→Aqoursで引き継がれていたラブライブ!シリーズにおいて「別の流れ」が生まれた瞬間でもあります。

ここから先、アプリゲームの「スクスタ」の情報やラブライブ!シリーズにおいては3つ目となるグループ*6の「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」のキャラクターやキャストの詳細なども発表されていくわけですが、どうやらこれまでの「ラブライブ!」や「ラブライブ!サンシャイン‼︎」とは大きく異なった形での展開になりそうということで、「ラブライブ!らしさ」があやふやになってしまうのではないかのような不安の声も囁かれるようになります。

具体的にはアニメとキャストによるリアルライブをコンテンツにおけるメインに位置付けたこれまでのラブライブ!の形*7ではなく、ゲームを中心にキャストも一般的な声優としての形でコンテンツに関わっていくという、他の大きめのメディアミックスプロジェクト*8に近いようなあり方を模索していたような印象もあり、この頃から少なくとも「コンテンツとしての展開のさせ方」の部分は「ラブライブ!らしさ」を担保するものではないという見方が徐々に強くなっていったと感じます。

また、それだけでなくいわゆる「中身」の部分でも、「ラブライブ!」から「ラブライブ!サンシャイン‼︎」に引き継がれたのとは別の要素が強調されるようになりました。虹ヶ咲においては、μ'sやAqoursと決定的に違う点としてメンバーがグループを結成せずにソロのスクールアイドルとして活動するという点があります。μ'sがμ'sとして、AqoursAqoursとして活動してきたというその「経験」を大切にしているのに対し、虹ヶ咲は「経験」の手前にある「やりたい」という気持ちこそが最も重要視されるべきものであるというスタンスをとってきます。すなわち、実際に「行動」を起こしたとしてもそれが「想い」に基づいていなければ意味がないということであり、言い方を変えれば「行動を起こそうとする中にちゃんとその人の想いがあること」が「実際に行動したかどうか」以上に価値を置かれているわけです。

「想いを持つこと」はきっかけ、「行動に移すこと」は過程、「結果を出すこと」は到達点ともいうことができると思いますが、虹ヶ咲の場合きっかけを最重要なものとして捉えるので、「やりたいことをやる」という最初のところが肝心で、実際の行動や結果は「やっていくうちにそうなった」側面が強いとも言えます*9。きっかけはなんであれ実際にμ'sならμ'sで、AqoursならAqoursで活動をしていくということが価値のあることなんだという話になっていたそれまでの作品とは異なり、「きっかけ」そのものの大切さが主に描かれていたというのは虹ヶ咲が持つ「軸」の部分だと感じています。一方できっかけ、過程、到達点のどれもがラブライブ!シリーズの作品における欠かせないピースとして描写されていることもまた事実であり、その意味では虹ヶ咲も「ラブライブ!」や「ラブライブ!サンシャイン‼︎」から引き継いだ要素を持っているということです。

ここまでで、「ラブライブ!」の作品が持つ要素のうちきっかけの部分を主に引き継いでいるのが虹ヶ咲、過程の部分を主に引き継いでいるのがサンシャイン‼︎という話をしてきました。それでは、現時点での最新作であるスーパースター‼︎はどうなのかについてですが、残る要素である到達点の部分を主に引き継いでいる(引き継ごうとしている)というのが個人的な見解です。「やりたいことをやる」からには、「相応の結果が求められる」というのは、これまでの作品においてはあまり強調されてこなかった部分だと言えます。しかし一方で、「ラブライブ!」も「ラブライブ!サンシャイン‼︎」もそれぞれμ'sとAqoursが作中の大会である「ラブライブ」に優勝するというところは描かれており、「やってきたこと」の価値をわかりやすい結果としても示しているのは事実です。スーパースター‼︎のアプローチはそこが直接的になった形ともいうことができ、やはり「軸」としての新しさは感じられるものの、これもまた「ラブライブ!シリーズの1つの作品」なんだと思います。

きっかけ→過程→到達点という流れで見た時に、きっかけと到達点は直接結びつかない概念であり、それぞれを強調して描く虹ヶ咲とスーパースター‼︎については「明確に違う」というのを感じます。今まで述べてきたように、どちらも「ラブライブ!」という作品が元々持つ要素をそれぞれ引き継いだ形であり、どちらがより「ラブライブ!らしさ」を感じられるのかという話をするつもりはありません。しかし、たしかに同じ「ラブライブ!シリーズの作品」でありながら明確に異なる思想の両者がそれも同時期に活発な展開を見せているという現状はなかなか面白いと言えます。今からしていくのはその辺りの話になります。

 

ショウ・ランジュのあり方とLiella!における「才能」の描き方

虹ヶ咲においてはなにかをやりたいという「きっかけ」としての気持ちの部分が尊重され、スーパースター‼︎においてはなにかをできるようになるという「到達点」としての結果の部分が重視されるということを述べてきました。虹ヶ咲に関しては、多様性という点についてもこれまでの作品と比べてもより強く尊重されるようになり、気持ちがどこに向かっているのかもそうですが、それぞれの「できる/できない」も一種の個性として受け入れられているような印象を受けます。一方でスーパースター‼︎は「できる」ということが強く求められるような描写が度々あり、「できない」のであればそれは個性として受け入れるよりも「できる」ように変えていくべきだとしています。

虹ヶ咲においても、「できない」から「できる」へ変えていくことに重きを置いた取り組みがありました。スクスタの2ndシーズンでランジュが立ち上げた「スクールアイドル部」は、プロの指導をつけるなどして各々が「できない」を「できる」へと変えていき、純粋なレベルアップを図るというやり方を見せます。個人的な意見になりますが、僕はこのランジュが持ち込んだ「やり方」自体は誤っているものではなく、きちんと価値のあるものだと考えています。ランジュが良くなかったのは「それが絶対的な正解である」と思い込み、違うやり方を採用していた同好会に対して自分のやり方を押し付けようとした点だと思います。そして、この部分に対する1つのアンサーとなったと感じているのがLiella!の存在です。

スーパースター‼︎において、Liella!の位置付けは「才能は持っているが、なんらかの理由によってその(本来発揮すべき)才能を発揮できていない人たち」というあたりだと言えます。「才能がある」というのは言ってしまえば一種の宿命のようなもので、ランジュにしてもLiella!の面々にしても「才能がある」わけだから、その才能を発揮できるようにするのはある意味「責任を果たす」というようなことでもあります*10。基本的に才能があっても無くてもその人のやりたいことをやれるのが良いと考えるのがラブライブ!シリーズの根底にある考え方なわけですが、その場合「才能が無い人」は「才能がある人」よりもシンプルに不利という構図が生まれてしまいます。そのため、才能がある以上はそれに見合った結果を出せるようにするべきだとすることで、その人にとっての「やりたいことをやれる」という価値と才能の有無とで均衡を保たせる必要があるわけです(あくまで個人的な見解です)。

結局、ランジュは「特別」で「才能がある」という存在なわけですが、それゆえにパフォーマンスのクオリティ的な部分に関してはかなり強く拘っている様子が見受けられます。個人的には、このこと自体はランジュの「良さ」であり、虹ヶ咲(スクスタ)の作品内においてもランジュの「個性」として受け入れられた部分だと思っています。スーパースター‼︎は、よりランジュ的な「高いレベルにこだわる」というのを真正面からやろうとしている作品なので*11、いよいよラブライブ!シリーズも「普通」の女の子たちを描く作品から、元々「特別」な女の子たちも描く作品に昇華して行ってる*12というのを感じるところでもあります。

 

唐可可の果たす役割と虹ヶ咲によって補強されるラブライブ!シリーズの価値観

「到達点」に重きを置いているというスーパースター‼︎の作劇の話から、「結果を出す」ための要素として才能にフィーチャーしてランジュとLiella!について語ってきましたが、今度は「きっかけ」に重きを置く虹ヶ咲の作劇とLiella!における唐可可の立ち位置についての話をしていきたいと思います。「きっかけ」とはすなわち始まりであり、それがなければ物語が動き出さないという意味で非常に大切なものだと言えます。ラブライブ!シリーズにおいてもμ'sであれば穂乃果が、Aqoursであれば千歌が秋葉原のUTX高校*13のビジョンに映し出されるスクールアイドルの映像を見たことで、自身もスクールアイドルを始めたいと思ったことが物語を動かすきっかけになっていました。

虹ヶ咲においては、これまでに述べてきた通り「きっかけ」の部分を非常に大切にしたアプローチでの作劇がなされており、各々が自分の「やりたい」という始まりの気持ちを尊重するためにソロでスクールアイドル活動を行うという様子が描かれます。スーパースター‼︎はそこに関していうと、「きっかけ」というよりは「到達点」の方を強く意識したアプローチの作劇になっていると言えるので、虹ヶ咲におけるソロ活動のような「きっかけ」ありきの「過程」や「到達点」が描かれているような感じではありません。ただ、その中で可可は自分自身にとってもそうですが、周りにも「きっかけ」を与える存在としての役割を担っていると言えます。「やりたい」という原初の気持ちを誰よりも尊重し、そのためにいち早く行動し、体力面での課題もあった中で猛特訓して「できる」ことを増やしていく、まさに「ラブライブ!」のシリーズ作品において培ってきた価値観を体現しているようなキャラクターです。

虹ヶ咲によって原初の「やりたい」という気持ちを大切にするという作品としての価値観を補強し、シリーズ全体の価値観を体現しているような可可が「きっかけ」を与える役割を果たすというのは、ラブライブ!シリーズがそれほど「きっかけ」の部分を大切にしているという証左であるとも感じます。また、こうした価値観は作中において語られるというだけではなく、我々ファンの側にも訴えてきているような内容だと言えます。10年以上続くシリーズであり、メディア展開も多岐にわたることからもシリーズを好きになる「きっかけ」は人それぞれなわけですが、そのどれもが大切なものであり、お互いに尊重されるべきです。そうしたメッセージ性をシリーズ全体として内包していることも、僕が個人的にラブライブ!シリーズに惹かれていった大きな理由の1つであると思っています。

 

結局自分は「ラブライブ!シリーズ」の何に惹かれているのか

ここまで長々と語ってきましたが、今のラブライブ!シリーズはつまるところ「価値観が多様である」ということだと思っています。シリーズとしての「核」となるような部分はありつつも、サンシャイン‼︎、虹ヶ咲、スーパースター‼︎とシリーズ展開されていく中でさまざまな価値観が取り上げられて、時にはそうした価値観同士で衝突が起こることもあったと感じます*14。そのため、「ラブライブ!は良かったけどラブライブ!サンシャイン‼︎は受け入れられなかった」とか、「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会には惹かれたけど他はあまり…」とか、そうした感想を抱く人が出てくるのは不思議なことではありませんし、それらをいちいちあげつらう必要もないと思っています。

ただ、個人的には「ラブライブ!」も「ラブライブ!サンシャイン‼︎」も「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」も「ラブライブ!スーパースター‼︎」も好きだというのは声高に言っていきたいですし、きちんと自分の中でも理由は持っているつもりです。それは今回語ってきたように、多様な価値観を内包しつつも「きっかけ」としてのその人自身の気持ちの部分を大切に扱った上で、「過程」として実際に行動へと移すことの重要さを描き、その先の「到達点」としてなにかをできるようになったり成し遂げだりすることで「きっかけ」や「過程」の価値をより強固なものにするというラブライブ!シリーズに共通する基本的な作劇のあり方が、物語に確実な意味を与えてくれるからで、そういった物語から我々受け手は大きなパワーを感じ取ることができるのです。

さて、ラブライブ!シリーズでは現在「ラブライブ!サンシャイン‼︎」、「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」、「ラブライブ!スーパースター‼︎」の3シリーズでライブの開催やアニメの放送といった大きめの展開が続いています。今年の秋からはバーチャルスクールアイドル*15の展開もスタートするということで、さらにラブライブ!シリーズ全体として多様性のある展開がなされていくことになりそうです。ただ、ラブライブ!シリーズが持っている「軸」のようなものがある限り、個人的には不安よりも期待を大きくして今後の展開を待ちたいですし、いつか自分がラブライブ!シリーズと距離を置くことになったとしても「ラブライブ!シリーズを好きでいられたこの時間」はずっと大切にしていこうと思います。

最初に「Twitterとかで書くと文章がとっ散らかるからブログで書くことにした」みたいなことを言っていた割に、結局ブログになってもまとまりがちゃんとある文章なのか自信はないですが(汗)、ここまで読んでくださった方がもしいればありがとうございました。この文章を読んで何か少しでも感じ取っていただけたら幸いです。

それでは。

*1:本当であれば虹ヶ咲の2期放送開始前に投稿を間に合わせたかった…

*2:それこそ矢野妃菜喜、ペイトン尚未らがキャストとして参加していたバトンリレーなどが具体例としてあげられる

*3:2021年5月に開催予定だったAqoursつま恋ライブが中止になって以降、新型コロナウイルスを理由としたイベントの中止事例はない

*4:2016年でμ'sの活動が一区切りとなり、その後はAqoursラブライブ!シリーズの「顔」として活動することになった

*5:もっとも僕自身としては当時はラブライブにハマる前で、界隈の雰囲気についても外から見た印象や伝聞情報で語っている部分がある

*6:厳密にはグループではない。あぐぽんもそう言ってる

*7:そもそもプロジェクトを立ち上げたうちの1社がアニメ制作会社のサンライズであるため、アニメを中心にするのは必然ではあった

*8:アイマスとかFateとかのイメージ

*9:虹ヶ咲のアニメ1期においては、終盤の10話で初めてスクフェスの開催という具体的な目標が生まれた

*10:これはあくまでも才能があることとやりたいことの内容が一致している場合。やりたいことではないが、才能があるからやるべきとするのは考えを改める前の栞子的な適性主義と同じになる

*11:これはストーリー上の展開についてもそうだが、実際のライブに関しても同様の印象を受ける

*12:ここでの「普通」「特別」というのは主に自己認識についての部分

*13:現実における秋葉原UDX

*14:スクスタ2ndシーズンはその辺りを結構踏み込んで描いた内容と言える

*15:シリーズタイトルを含めた具体的な詳細は現時点では不明

2021年にリリースされたラブライブ!楽曲の中から10選を決める

久々(ほぼ1年ぶり)のブログ更新。

さて、今回の記事のテーマは「2021年にリリースされたラブライブ!楽曲の中から10選を決める」になります。なぜこのような記事を書こうと思ったかですが、ラブライブ!シリーズでは今年だけで90曲もの新規楽曲がリリースされており、「それだけ曲数あるなら10選やったら面白いんじゃね?」と思ったからです。(単純)

 

ちなみに「2021年にリリースされたラブライブ!楽曲」の定義ですが、

・2021年発売のCDに新規収録された楽曲

・2021年発売のBDの特典として新規収録された楽曲

・2021年に最終巻が発売されるBDの全巻購入特典として新規収録された楽曲

・2021年に何らかの方法によって入手可能となったCDに新規収録された楽曲

 

以上になります。例えば「夢がここからはじまるよ」「Queendom」のようにアニメやゲーム等では2020年時点で登場していた楽曲であっても、それが収録されたCDが今年初めて発売となったものは「2021年にリリースされた」扱いです。逆に「P.S.の向こう側」「冒険Type A, B, C!!」のように市販のCDとして販売されたのは今年が初めてであっても、2020年以前に何らかの特典などの形で入手可能となっていたものについては「2021年にリリースされた」扱いとはしません。

 

それでは、早速10選の方に移っていきたいと思います。

 

  • 夢がここからはじまるよ

歌:虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

 

「アニガサキ」から1期のフィナーレに相応しいこの曲。まずイントロのピアノのメロディ、12話で侑が歩夢の前で弾いてみせているのですが、これを「あなた(=侑)のための歌」として出してくる構成の上手さにビビりましたね笑。Aメロ、Bメロとソロでの歌唱パートが続いてからサビで全員パートに切り替わるというのも、虹ヶ咲が掲げてきたコンセプトである「仲間だけどライバル、ライバルだけど仲間」を見事に体現していると言えます。虹ヶ咲の全員曲はどれも素晴らしいものばかりですが、「夢ここ」はアニメの展開と相まってよりグッときてしまうのかもしれません。5月の3rdライブでも披露されましたが、矢野妃菜喜のピアノ披露からのこの曲が歌われるまでの流れはライブにおける象徴的な場面として多くのオタクの脳裏に焼き付いたと思います。

 

歌:AZALEA

 

「カッコよさ」がすっかり板につくようになったAZALEAから、大人なカッコよさを感じるこの曲。AZALEAは残り2つのユニットと比較して、メンバー3人の歌声が少し大人びているように感じられるのですが(あくまで個人的感想)、その声質と曲調・歌詞が見事にマッチしているといえます。曲のタイトルに「PHOENIX」と付いており、全体的な雰囲気としては「火の燃えるような熱さ」が連想されますが、虹ヶ咲のせつ菜の「CHASE!」のような真っ赤に燃え上がる炎というよりは、暗闇の中で静かに燃える火のようなイメージの曲調だと感じます。ライブでは実際に火の灯る演出もあり、めちゃくちゃかっこよかったです。今度は3人でのパフォーマンスが見たい(切実)。

 

  • ノンフィクション

歌:Liella!

 

「スーパースター‼︎」のTVアニメ挿入歌から、すみれセンターのこの曲。この曲が披露されるTVアニメのエピソードの良さも踏まえてここで挙げさせてもらうことにしました。アニメ内では「ラップ」が大会の課題テーマということでその要素を取り入れた楽曲となっていますが、これまでのラブライブにおけるラップパートが入った楽曲にありがちなハードめの曲調ではなく、ジャズ調のオシャレな雰囲気のある曲になっていたところも新しさを感じられて良かったと思います。現在1stライブツアーが開催中ですが、センターのすみれを演じるペイトン尚未がそのポテンシャルを余すことなく発揮してくるので、是非多くの人に見てほしいですね。

 

  • Day1

歌:Liella!

 

上記の「ノンフィクション」と合わせてLiella!の「切り札」的ポジションになりつつある(と個人的には思ってる)この曲。より純度の高まったラップのパートもあり、名実ともに「キラーチューン」という感じがします。こちらでもラップパートを担当するのがすみれ(ペイトン尚未)になっていますが、彼女のはっきりと通りやすい声質はラップとの相性も良く聴きごたえ抜群です。1stライブでは「ノンフィクション」からの流れで披露されていますが、そこで会場の雰囲気がガラッと変わる感じがたまらないですね。

 

  • この街でいまキミと

歌:Liella!

 

アニメED曲「未来は風のように」のカップリングで、爽やかな余韻を感じられるこの曲。イメージとしては、楽しいことがあった日の夕方に見る景色が思い浮かんでくるような曲調だと感じます。明るくも儚げなメロディが程よいテンポで流れていく曲の感じは、聴けば聴くほど良さが染みてくると言えるでしょう。1stライブでは、「トリ」の楽曲としてライブの締めに使われていますが、いつまでもその余韻に浸っていたいという気持ちにさせてくれます。

 

  • 私のSymphony

歌:Liella!

 

デビューシングル「始まりは君の空」に収録されており、TVアニメではかのんのソロverも披露されたこの曲。TVアニメで使われたこともそうですが、なにかと「文脈」の乗ることが多い曲ともいうことができます。5月のリリイベ*1では無観客の会場を活かした形でのパフォーマンスも披露され、イベントにおける印象的な場面となりました。歌詞もLiella!の過去、今、未来とそれぞれ結びつく部分があり、聴くタイミングによって印象が変わってきそうなところもこの曲の持つ魅力の1つだと思います。

 

  • 夜明珠

歌:鐘 嵐珠(法元明菜)

 

昨年10月からのスクスタ2ndシーズンより本格的に物語に絡み出し、今年の8月についに同好会の新メンバーとして加わることになったランジュソロ2曲目のこの曲。作中で「凄い存在」として描かれるランジュのその「凄さ」を音楽面からのアプローチで補強できた楽曲だと思います。個人的に1曲目のソロ曲である「Queendom」がそれほど刺さらなかったこともあり、ランジュのソロアイドルとしての「凄さ」にあまり説得力を感じられてなかったのですが、「夜明珠」ではランジュの持つ格好良さや妖艶な感じが余すことなく伝わってきました。ライブでの実際のパフォーマンスも楽しみです。

 

歌:CYaRon!

 

新曲の3曲がそれぞれ「新しいCYaRon!」を見せてくれたアルバム曲の中からこの曲。中華っぽさのあるアップテンポなメロディとキャッチーな歌詞が聴いていてクセになります。CYaRon!の2ndライブ*2ではチャイナ衣装を纏ってのパフォーマンスだったり、千歌と曜のバトル演出(?)があったりと大いに盛り上がる楽曲となっていました。あとは何と言ってもAZALEA2ndライブのDJダイヤのパートで使われたのが個人的に強く印象に残っていますね笑。「DJ映え」もするこの曲の魅力を存分に味わえたと思っています。

 

  • We'll get the next dream!!!

歌:AZALEA

 

PHOENIX DANCE」に続いてAZALEAからは2曲目の選出となるこの曲。軽快なリズムとダークな感じのサウンドのマッチングが聴いていて心地よい曲です。ここ最近のAZALEA楽曲のテーマとしては「冒険」「暗闇」「迷宮」あたりがあがってくると思いますが、この曲もまた「どこか暗闇の中にいながらも、それでも次の夢に突き進んでいく」というようなメッセージ性も感じられる楽曲になっています。特にAZALEAは元々予定していた1stライブが中止になるなど、人一倍悔しい思いをしてきたところもあるといえるので、歌詞の1つひとつが深く心に刺さるような感じがします。

 

  • Twinkle Town

歌:QU4RTZ

 

虹ヶ咲のアニメBD第6巻の特典として収録されたこの曲。ラブライブのミニユニットの中においても屈指の声質の良さと高歌唱力を誇るQU4RTZだからこその魅力に詰まった曲だと思います。4人のメンバーのそれぞれ得意な音域が少しずつ異なるゆえのハーモニーはまさしく「耳が幸せ」としか言いようがないものです。10月のライブ&ファンミーティングでは、クリスマスがテーマの曲らしくサンタ風の衣装でのパフォーマンスとなり、「目も幸せ」になりました笑。今の時期だとより染みてくる曲でもありますね。

 

 

 

以上の10曲が個人的な「#2021ラブライブ楽曲10選」になります。「Nameless Love Song」(Guilty Kiss)、「ラクル STAY TUNE!」(虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会)、「Starlight Prologue」(Liella!)あたりの楽曲は惜しくも選外という感じですね。90曲も新しく曲が出れば、好みも人それぞれだと思うので、ぜひみなさんの10選も知れたらいいなと思っています笑。

 

それでは〜。

*1:コロナ拡大の影響で直前に無観客配信のみに切り替えられた

*2:僕は同日開催のフランシュシュのライブに参加しており、現地参加はできず

アニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」感想まとめ④

アニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」の感想ツイートをまとめています。

 

  • 第10話「夏、はじまる。」

22点でにゃんにゃん……?

 

  • 第11話「みんなの夢、私の夢」

この回は反響が大きかったですね()

 

  • 第12話「花ひらく想い」

ローダンセの花言葉は「変わらない想い」

 

  • 第13話「みんなの夢を叶える場所(スクールアイドルフェスティバル)

3ヶ月間本当にありがとうございました

 

これでまとめは以上となります。

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」、良いアニメでした。ありがとうございました。

アニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」感想まとめ③

アニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」の感想ツイートをまとめています。

 

  • 第7話「ハルカカナタ」

鬼頭明里本渡楓の姉妹、つよい

 

「桜坂しずく」について改めて考えさせられました

 

  • 第9話「仲間でライバル」

モブライブの充実ありがたいです

 

今回はここまで。

次でラストになります。

アニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」感想まとめ②

アニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」の感想ツイートをまとめています。

 

  • 第4話「未知なるミチ」

愛さんが"陽"の存在すぎてまぶしい

 

  • 第5話「今しかできないことを」

「やりたいと思った時から、きっともう始まってるんだと思う」

 

  • 第6話「笑顔のカタチ(〃>▿<〃)」

璃奈ちゃんボード、エピソード・ゼロ

 

今回はここまで。

次は7話から9話までになります。

アニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」感想まとめ①

アニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」通称「アニガサキ」、いやー、終わってしまいましたね…。早速ですが、1話〜13話までの自分の感想ツイートをまとめていこうと思います。

 

  • 第1話「はじまりのトキメキ」

すべてはここから始まりました

 

  • 第2話「Cutest♡ガール」

世界で一番、ワンダーランド♪♪♪

 

  • 第3話「大好きを叫ぶ」

推しの回は余計に緊張しました(笑)

 

ツイートの数が多いのでとりあえず3話まで。次の記事で4〜6話の分の感想をまとめます。